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人生初海外旅行は憧れのロンドンへ【4日目自然史博物館とか】

人生初めての海外旅行、ひとりでロンドンに行った時の4日目の様子です。
3日目は買い物をして、ビックベンやバッキンガム宮殿など定番スポットを回った後にミュージカル版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を鑑賞したというのがハイライトです。
3日目の記事も是非ご覧ください。

ロンドンの日曜日文化

4日目は日曜日でした。
イギリスの日曜日午前中はイギリス国教会が「日曜日は朝から教会にいくべし」と国民に促しているため午前中はお店や施設が営業していないところが多いです。
公共交通機関は動いているためどこかに行って外で散歩はできますが、旅の疲れが出ていたため私は朝食をとって二度寝をかましましたとさ。

今日のホテル朝食はサラミやチーズを挟んだオリジナルトーストを作りました。

パンが美味しいお陰ってのもありますがだいぶパン社会にも慣れてこのあたりからお米が食べたい欲はなくなっています。
だいぶ適応してきたなと思います。

昼前にホテルを出発、今日はロンドンにある自然史博物館とハロッズというロンドンの老舗百貨店で買い物をします。

ロンドン自然史博物館

地下鉄で『オルドゲートイースト駅』というところから『サウスケンジントン駅』まで移動。
この日は雲一つない快晴でめちゃくちゃ気持ちのいい散歩日和で、もっと早く外に出ればよかったと若干後悔、鳥の大群が羽ばたいています。

壁が白すぎて眩しい

ここらへんの街並みがとても綺麗で、壁に落書きとかもなかったので恐らく高級住宅街だったのでしょう。

博物館に行く途中、嘘みたいに大きいクロワッサンとパンオショコラが売られているベーカリーを発見。

自然史博物館に到着、建物全容がカメラに収まりきらない程の大きさです。

ロンドン自然史博物館

この施設は上野にある国立科学博物館のように自然科学系にまつわる展示物を展示している博物館で世界最大級の大きさを誇っています。
入場料は無料ですが、ここも大英博物館と同じで寄付が推奨されています。

入場すると大きなホールが広がり、自然史博物館の名物であるシロナガスクジラの骨格標本が吊るされています。

嘘みたいな大きさです。

それと巨大マンモスの骨格もあります。

影が渋い

この博物館は動物、植物、昆虫、鉱物、恐竜とゾーンごとに分野があって、見る順番も決められていないので好きなペースで回ることができました。

恐竜ゾーンはかなり状態の良さそうな化石があったり、骨格標本だけでなく恐竜の等身サイズのジオラマみたいなのがあります。

クリスマスシーズンのイベントがまだ開催中みたいで、サンタクロースの衣装を纏ったティラノサウルスが雪化粧のロンドンの町を闊歩する展示があったのですが、正直なんでこんなことになっちゃっているのかと思う自由なセンスで海外らしいなと思いました。

このノリはちょっと理解できない

周りには子ども達が沢山いて大うけ状態でした。

動物ゾーンは骨格ではなく剥製が展示されています。
ありとあらゆる動物の剥製が展示されていて、毛並みまでかなり鮮度良く展示されているだけあって今にも動き出しそうです。

ロケットみたいな目つき
針まで1本1本ついてる
硬い皮がリアル

だけど、剥製の数が多すぎてなんかしらの団体から猛抗議を受けてそう。

ちなみに映画パディントンでも人の言葉を話す熊のパディントンを剥製にしたいと考える悪役が出てきて、その人が確かロンドン自然史博物館に勤める学者で、ここもロケ地になっています。

昆虫ゾーンはカブトムシや蝶々だけでなく、サソリなどの節足動物も展示されていたり、海老やカニなどの甲殻生物も昆虫ゾーンに展示されています。
海外だとエビカニは昆虫扱いなんですね。

なので、そういう生物が嫌いな人はめちゃくちゃ嫌がっていましたが、こちらも子ども達には大人気です。

このドデカサソリが置いてあるノリもちょっとよく分からない。

こいつ、ハリーポッターと炎のゴブレットでマッドアイムーディー先生に虐められていた虫じゃんと、実際にいるんだと撮影。

鉱石ゾーンの部屋は異常に広くて、2階の大広間の大半を占めています。
こういった棚に鉱石が体感無限に展示されています。

正直昆虫ゾーンまで上野の科学博物館で見られるし、どっちかって言うと上野の国立科学博物館の方がレイアウト綺麗だし、全体的にまとまっているなあと思っていましたが、鉱物ゾーンの鉱物の多さはとてつもないです。
また、絶滅したドードーについての研究調査が展示されているゾーンがあり全身骨格が見られます。


間違いなくここでしか見られないものなので、行けてよかったです。

百貨店ハロッズで買い物

博物館を出て大通りを道なりに進んだ先にある百貨店ハロッズに訪れました。こちらはイギリスが世界に誇る巨大百貨店で、1849年からこの地で営業をしている超老舗です。

こちらもスマホの等倍カメラでは収まらないくらい大きな建物で、店内は綺麗に区画整備されているため迷路の中にいるような感覚になります。
高級ブランドが多く入店しているのはもちろん、世界各地から集めた高級食材があったり、ビジネスの始まりが紅茶小売りだったことから紅茶の種類が充実しています。

地元にも愛されている百貨店ですが、地下には観光客向けのハロッズオリジナルお土産コーナーが売られています。

様々なデザインのオリジナル商品や折り畳みエコバックが特に人気です。
トートバックは1つ7000円、エコバックは3500円程でちょい高めですが、行けば絶対に欲しくなっちゃうアイテムが揃っています。
家族や大切な人にお土産としてあげたら絶対に喜ぶでしょう。

ハロッズで買い物をしてホテルに戻ります。
お土産を部屋に置いた後、ずっとホテルの近くにあって気になっていた中華料理屋さんで遅めのランチをしました。

ランチタイム

『DANDANヌードル』という中華料理屋さんで、店員とお客はほとんどがアジア人。DANDANヌードルというのは看板メニューの坦々麺のことのようで、それを注文しました。
担々麺、めちゃくちゃ美味しいです。

今まで食べた坦々麺の中で一番美味しいくらい。
麺は柔らかめですがもちもちしていて、スープは辛さよりもナッツの香ばしさと旨味が引き立っておりとても濃厚、スープが少な目なこともあり飲み干してしまいました。
値段もコーラと合わせても2000円いかないくらいで、旅行の中で一番味良し、コスパ良しの食事でした。

この後また観光をするか、今日はもうホテルでゆっくりするか迷っていたのですが、その理由が丁度この日の夕方からロンドンの地下鉄で働いている労働者によるストライキが決行されるとの予告があり、迂闊に移動ができませんでした。

駅の掲示板にはこの通り思いっきりストライキをすると予告が張り出されて労働者の権利が主張されています。
結局はストライキは解除されましたが、もし決行されればこれからの旅行計画がかなり乱れていました。本当に動いてくれてよかったです。
この日の段階ではまだストライキをやる方向だったのでこの日はホテル周辺を散歩するだけにしてホテルに戻りました。

Amazon fresh潜入捜査レポ

ホテル周辺を観光しているとイギリスとは関係ないですが、面白いお店を見つけます。
それがAmazonが運営しているスーパー『Amazon fresh』です。

何年か前にアメリカで開店した時は日本でもニュースになっていたくらいですが、すでにロンドンにも数店舗あるみたいです。
このスーパーは超ハイテクでかごに入れた商品をレジに通す必要がなく、というかレジそのものがなく、そのままお店を出られます。

どういうシステムでやっているのかと気になり利用してみました。
入店すると改札ゲートがあり、そこにまずクレジットカードかAmazonアプリでお客の情報を読み取ると売り場に入れます。

後は無料の紙袋か用意したエコバックに好きな商品を入れるだけです。
店内に設置されたカメラや棚の重量などの情報を基に何を手に取ったかを判別して計上してくれて、改札で読み取ったクレジットカードやアプリ利用者情報と紐づいて代金が自動で支払われる仕組みになっています。

一度棚から手に取った物を戻してもちゃんとそれを判別してくれるくらい高性能なようで安心。
出口ゲートから退店すると会計が確定します。私ははじめての経験だったのでちゃんとバックに入れたものが計上されているか不安で出口ゲートで挙動不審になっていましたが、店員さんが『no problem』と声をかけてくれたので退店しました。

旅行中カードが盗まれてもすぐに気が付けるようにクレカを使ったらすぐにスマホで代金を通知するシステムに設定していたのですが、退店して5分程で購入完了通知が来ていて、科学の力ってすげーってシンプルに思ってしまいました。
日本に出店した際は私は迷わず使いこなせるでしょう。

それと『amazon fresh』の店内はかなり清潔でしかも割安。
水も500mlが他では300円くらいしたのが200円くらいです。
スーパーやカフェなどの食事を買う場でファストフードのように主食+サイドメニュー+飲み物のセットで買うと割引されるシステムが主流です。
他のお店は大体セットで1200円~でしたがここでは1000円くらいで購入できます。
なのでこの日はミールディールセットとお菓子を雑に食べて過ごしました。

Amazonブランドのトルティーヤ

イギリスのテレビ番組

尺が余ったのでホテルでの過ごし方を紹介します。
私は現地のテレビを見ることが多かったです。
日本で『クイズミリオネア』として親しまれているクイズ番組『Who Wants to Be a Millionaire?』が放送されていたり(イギリスが発祥のクイズシステムと調べて知りました)、毎晩ハリーポッターシリーズを放送しているチャンネルがあったり(しかもシリーズばらばら)週末はイギリスのサッカーリーグの試合が放送されていて楽しめます。
クイズ番組は老若男女楽しめる内容で英語でクイズが表示されるため英語の勉強にもなったし、サッカー中継はにわかでも楽しめるくらい熱かった。

それと、個人的にあってよかったエンタメがSpotifyのポッドキャスト機能です。ひとりで行っていたので話す相手がいないし、日本人観光客らしき姿も見えなかったので、とにかく日本語を聞きません。
なので、ポッドキャストで日本のラジオをひたすら聞いて寂しさを紛らわしています。

今日はこんな感じでゆるく終わりました。
明日が実質ロンドン旅行最終日です、ハリーポッタースタジオロンドンに行ってきましたので気合を入れて紹介します。


2/20更新 5日目の記事を投稿しました!





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