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3年ぶりに京都観光してきた2日目~京都観光2回目以降はここがおすすめ~

年末年始を挟んだためだいぶ更新が遅れてしまいました。3年ぶりの京都観光の2日目の様子の記事になります。
1日目の記事は↓です。

「落ち着て名所を観光したい」や「京都は1回行ったことあるけど2回目はどんなところに行ったらいいのだろう」と思っている人向けというテーマで紹介していきますが、あんまり気にせず楽しんでいただければ幸いです。

今回2泊3日『ベッセルホテルカンパーナ京都五条』で宿泊しています。
朝9時頃ホテルに荷物を置いて身軽で出発、今日は宇治を中心に観光していきますがその前に久しぶりの清水寺前の坂を歩きたいと思ったのでまずは京都市東側まで歩きます。

清水寺前の通りは平日の9時台にも関わらず観光客がすでに多く大混雑、お土産屋さんや食べ歩きできる軽食屋が大賑わいを見せていて体感原宿くらい混雑していました。
コロナ禍とのギャップがすごくてただただ驚いています。

清水寺前の入口なんかはこの通りの人の多さで、清水寺内を観光するには一苦労だし宇治観光に時間を使いたいのでこの地点で引き返しました。

ただ、このあたりは入り組んだ通りになっているので1本外れたところを歩けば閑散としている場所もあるのでゆっくりと散策することもできます。
また、安寧坂のあたりもこの時間は空いている方だと思います。
清水寺観光は午前中の早い時間がおすすめです。

かるーく観光したところでバスで京都駅まで戻り、宇治へと向かいます。
宇治へは京都駅から奈良線に乗れば20分程、途中京都の大人気観光スポットとなっている鳥居が沢山建てられている伏見稲荷大社が最寄りの稲荷駅を通るため京都駅から乗る奈良線は観光客で大混雑していますが、稲荷駅を過ぎればほぼ間違いなく座れます、たぶん奈良線あるある。

宇治観光の目的は3つ。
1 宇治の名産であるお茶を楽しみたい。
2 武田綾乃さん原作で京都アニメーションでアニメも製作されている『響け!ユーフォニアム』の聖地を巡りたい。
3 2024年の大河ドラマ『光る君へ』の主人公が紫式部ということで、彼女が生み出した作品『源氏物語』がテーマになっている『源氏物語ミュージアム』に行ってみたい。
この3つです、宇治には何回も訪れていて上記2つはいつもやっていることですが『源氏物語ミュージアム』ははじめて訪れるのでとても楽しみ。

宇治駅に到着して遅めの朝ごはんを食べます。
駅前には茶屋がたくさんあり、その中から私は『伊藤久右衛門』を訪れました。店内は茶葉も販売されており、個人的には一番美味しいと思うお茶屋さんです。

サイトのメニューを見て貰えれば分かると思いますが、抹茶や和菓子だけでなく抹茶を使ったパフェやケーキなどのスイーツ系もあります。

この日は寒くてあったけえものが食べたかったので抹茶ぜんざいと抹茶カプチーノを注文しました。

甘すぎない餡子で作られたぜんざいに香ばしいお餅、とても体が温まる。
抹茶シロップが別でついてくるので最初は普通のぜんざいとして楽しんで後から味変として抹茶シロップを入れて混ぜることで抹茶ぜんざいにすることが出来るのでとても良かったです。

また、抹茶尽くしのお盆ですがお口直しとして昆布茶1口分ついています。こういうお客さんに最後まで美味しく食べてもらおうとしてくれるサービス精神本当に凄いです。和風の中庭が望める席だったのでとても良い時間を過ごすことが出来ました。

ここからは宇治市街を観光します、駅前の通りを歩いて宇治橋へ。
余談ですが、宇治駅の通りにあるお店でとんでもなくおすすめしたいパン屋さんがあります。
それは『mogmog Bakery』です。
月曜日と火曜日が定休日で今回は定休日に宇治に来てしまったので残念ながら訪れることができませんでしたが、一度食べたら忘れられないくらい美味しいパン屋さんなので是非行って欲しいです。

『茶壷』という抹茶のメロンパンみたいなさくさくの生地の中にあんことお餅が入ったパンがおすすめです、うますぎて初めて食べた時は『!?!?!?』ってなります、余談は以上。

駅前通りを歩くと宇治川と宇治橋が現れます。
宇治橋は宇治川に架けられた橋で、日本三大古橋に数えられており、なんと最初に架けられたのはなんと646年ということです。
脇に紫式部像もあります。

川幅もあるため上流から眺めは曇っていても絶景で、宇治を舞台にしたアニメ『響け!ユーフォニアム』でもよくこの場所が出てくるスポットであり、宇治のシンボルともいえる場所です。

宇治橋を渡り右へ進むと住宅街になっており、さらに道を進むとさわらびの道へ続きます。
この道は『宇治神社』や世界遺産にも登録されている『宇治上神社』、街を一望できる展望スポットがある大吉山、さらにはお目当ての『源氏物語ミュージアム』があり順々に巡ります。

宇治神社と宇治上神社は兎が御祭神になっていてぎりぎり兎年の2023年に行くことができて良かったです。

手を清める手水舎も水が出るところは兎の像になっていて可愛い。

宇治神社を抜けると宇治上神社があります、境内は小さめで拝殿と本殿くらいしかありませんが日本最古の本殿がある神社として知られ、古都京都文化遺産の構成資産の一つとして登録されている京都の名所となっています。

宇治上神社で売られているおみくじは兎の陶器がついてくるのでお土産としても使えます。
是非購入して持ち帰りましょう。

宇治上神社前の小橋には綺麗な紅葉が残っていました。

2つの神社を参拝し終えていよいよ目的の一つである源氏物語ミュージアムに向かいます。

このミュージアムは源氏物語の後半部分で描かれている、宇治を舞台にした光源氏の息子薫の物語『宇治十帖』に焦点があてられたミュージアムです。
物語にまつわる説明だけでなく、暮らしを再現した展示物やあり宇治十帖の世界観を体感することができます。

またシアターが施設内にあり『宇治十帖』の内容をざっくりとまとめた『橋姫』とアニメ『GENJI FANTASY ネコが光源氏に恋をした』という作品が上映され入場場を払えば無料で観ることが出来ます。

『橋姫』は20分で宇治十帖を説明しているめちゃくちゃ駆け足な作品で正直全然頭に入ってこなかったですが、後者は女子高生の主人公が猫の姿で光源氏と共に平安時代にタイムスリップしてしまい、紫式部と出会うことで彼女が作品を書いた経緯や当時の暮らしが分かるとっつきやすい内容になっており、起承転結綺麗にまとまっていたので非常に面白かったです。
シアター内もキャンドルランプが照らされてお洒落です。

ミュージアム観光の後はさわらびの道から分かれている山道をつたって大吉山に登りました。
山と言っても普通に歩けば30分もかからないで山頂まで行けて、道は舗装されているので気軽に登ることが出来ます。

何より山頂から望める宇治市街が綺麗なのでおすすめです。

『響け!ユーフォニアム』では主人公の黄前久美子と親友の高坂麗奈な特別な友情に結ばれる1期の名シーンに登場しています。アニメでは夜に登っていますが、夜は登らないように注意書きされていますのでやめましょう。

宇治の観光名所として10円硬貨に描かれている平等院鳳凰堂があります。
入場料を払って観光する価値が大いにあるスポットですが、実は山頂から平等院鳳凰堂を見下ろせますので、大吉山に登れば無料で楽しむことも出来ます(笑)

大吉山を下山して宇治観光は終了、京都駅に戻ります。

最後にこの日の遅めのお昼ご飯の紹介です。
京都に戻った頃にはお店を探す余裕もないくらいとてもお腹が空いていて虚と駅内にある立ち食いそば屋でうどんを食べました。

とてつもなく美味しかった!
京都駅の在来線ホーム内にある『京都上がも』というお店で関西だし風、正直関西だしは関東の濃いだしに馴れていると物足りない気がしているのですがここのは味が強い関西だしでかなり好みです。
うどんはコシが強く、何よりとり天がさくさくしています。

何気なくよったもののまた京都に訪れた際はここ目当てでホームに入場したいと思うくらいの味です。

以上今回は宇治を中心に紹介しました。

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