芸人さん達のホッコリする良い話

志村けんさんの急な訃報から、世の中に暗い気分が流れて来ているので、ここで自分の知っている芸人さん達の心暖まる話を紹介しようと思います。

志村けんさん
◆1000万円
これは色んな場所で語られてるから有名な話ですね。
ある若手芸人が志村けんさんに「娘の手術で300万円必要なんです」と相談。
志村けんさんは1000万円を「出世払いで返してくれればいいから」とその後輩芸人に。
しかし、この後輩芸人の娘の手術はウソと発覚。
その後、直接謝りに行った後輩芸人に対して
志村けんさんはは「なんだ、娘さん無事なの?嘘ならよかった。貸した金?ああ、どうでもいいよ。」と後輩芸人を責めなかったと言う…

もう一つ…
◆松本人志さんが関東に進出した初めて優しくしてもらった関東芸人は志村けんさん。
「まっちゃん!関東進出しておめでとう!何か困ったことがあれば俺に言えよ!その代わり、俺が売れなくなったら松っちゃんの番組で使ってよ!」
ダウンタウンDXいっぱい出てたなぁ…

ビートたけしさん
◆若手のネタ合わせ
ある日スタッフさんがテレビ局を歩いていると、超大物のビートたけしさんが、廊下にポツンと座っていると言う。
「どうしたんですか?」と聞くと
「この廊下の先で若手がネタ合わせしてるんだよ。俺が行くと練習止めちゃうだろうからさ」
…たけしさんもたくさん優しいエピソードありますが、自分はこの話が特に好きです。

◆ヤクザ
あるタレントが、街でヤ●ザと喧嘩になり、ヤ●ザの事務所に拉致された。
そのタレントは誰にも助けを求められず、困ってビートたけしさんに電話をしたらしい。
するとたけしさんはすぐにタクシーで駆け付け、タクシーの運転手に「時間たっても俺が戻らなかったら警察に連絡して」と残し、ヤ●ザの事務所へ…
ヤ●ザにタレントを開放してくれとお願いし、かわりに漫談を披露…
怖い人達も満足してタレントは無事に開放されたそうだ。
映画みたいだが本当の話らしい。

◆コンビ愛
毒舌で有名なビートたけしさん。
無名時代から散々ビートきよしさんのことをイジリ倒して来た。
そして漫才ブームで2人で有名になり、
数年後漫才ブームと共に2人で最後の営業…
最後の漫才が終わり、2人で酒を飲みながら
たけしさんはきよしさんに言いました。
『今まで色々言って悪かったな。でも…売れるためには仕方なかったんだ。心を鬼にして言ってたけどごめんな』
やはり優しいたけしさんは、毒を吐きながらずっと気にしていたんだなと思いました。
そしてそんなたけしさんに対していつも通り
『気にしてないよ』と言うきよしさん。
コンビってこう言うもんだよなぁ…

江頭2:50さん
◆311東日本大震災
地震直後、ニュースで「いわき市が原発の問題で救援物資が届かない。しかも老人たちが孤立してる」と聞いた江頭さん。
自腹でトラックをレンタル。
しかもアコムで借金して。
その後色んな所から物資を集めいわき市へと出発。
サングラスをしてバレないようにしてた江頭さんだか、
物資を届けた老人ホームのスタッフさんに
「江頭さんですよね…? 江頭さん?? 江頭さん!?」と、気付かれ、
バレてしまったので隠し通すことは諦めてサングラスを外し、
いつものエガちゃんポーズで「物資送るの遅れてごめんなー!」とみんなを笑わせたそうだ。

◆江頭さんのお笑い論
目の前で悲しんでいる人を見つけたら何とかして笑わせたい。
そのためなら警察に捕まってもいい。寿命が縮んでもいい

明石家さんまさん
◆さんまさんは
『生きてるだけで丸儲け』
『生まれたときは裸。最後にパンツ1つ履いてたら勝ち』
『笑顔になるから、楽しい出来事が起きる』
『辛いときにも笑ってられる』
『(深刻な相談をしてきた後輩に)そんなことより俺面白い?』
など、とにかく明るい人だ。
その明るさの原点は…
子供時代、親の離婚で腹違いの母親に育てられたそうだ。
その時、新しい母親が自分の子供ばかり可愛がり、さんまさんを相手してくれなく、構って欲しくて母親を笑わすために明るく面白い子供を演じていたそうだ。
きっとそれで明るい気持ちでいることがどれだけ大切かを知って、今も明るい明石家さんまさんでいてくれているんだと思う。日本中を笑わすために。

自分が好きな芸人さんは謙虚で優しい人ばかりだ…

まだまだ芸人のホッコリエピソードを知っているんだけど、今日はここまで。

志村けんさん、本当にありがとう御座いました。

我々は団結して、コロナに打ち勝ちます!

リッチドッグ 宮本

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