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【音楽遍歴】1987年に聴いていた音楽とベスト3アルバム

はじめに

今回は1987年4月の大学入学後から1987年12月末までに聴いていた音楽とベストアルバムについて書こうと思います。これまでは、学年毎に聴いていた音楽、ベストアルバム、音楽にまつわる出来事という感じで書いてきましたが、大学に入ってからは「学年」毎の出来事の記憶が曖昧になってきたので、聴いていた音楽とベストアルバムは1年毎、出来事は大体の時系列で書いていきたいと思います。。

1987年4月〜12月に購入したアルバム

幾つか抜けがあるかも知れませんが、以下が1987年(4月以降)に購入したアルバムです。高校の頃よりも購入枚数が随分と減っていたのに気付いて、ちょっと驚きました。ちょうどアナログレコードからCDへの移行期で、アナログレコードが1500−1600円くらい、CDが2500円くらいだったこともあって、単価が上がった分、枚数が減ったのかなと思ったものの、CDで買ったのは6枚だけでした。

大学に入ってからは通学途中にレコード屋さんがあったので、平日は2日に1回くらいのペースで通っていたの、何をしにレコード屋さんに通っていたんだろう。。。

  1. Alphabet City(ABC)

  2. Raindancing(Alison Moyet)

  3. In No Sense? Nonsense!(The Art of Noise)

  4. Love(Aztec Camera)

  5. She Was Only A Grocer's Daughter(The Blow Monkeys)

  6. Red(Communards)

  7. Kiss Me Kiss Me Kiss Me(The Cure)

  8. Music for The Masses(Depeche Mode)

  9. Remembrance Day(The Dream Academy)

  10. Songs to Learn & Sing(Echo & The Bunnymen)

  11. Echo & The Bunnymen(Echo & The Bunnymen)

  12. Savage(Eurythmics)

  13. Faith(George Michael)

  14. The People Who Grinned Themselves to Death(The Housemartins)

  15. Now That's What I Call Quite Good(The Housemartins)

  16. Darklands(The Jesus & Mary Chain)

  17. Mainstream(Lloyde Cole & The Commotions)

  18. Substance 1987(New Order)

  19. Actually(Pet Shop Boys)

  20. In The City of Light(Simple Minds)

  21. Strangeways, Here We Come(The Smiths)

  22. …Nothing Like The Sun(Sting)

  23. It's Better to Travel(Swing Out Sister)

  24. Close to The Bone(Thompson Twins)

1987年4月〜12月に聴いたベスト3アルバム

ちょっと枚数は少ないですが、個の中からベスト3アルバムを紹介したいと思います。今回はDepeche ModeThe Jesus & Mary ChainNew Orderを選びましたが、この年はこれ以外にもThe CureEcho & The Bunnymenという80年代のイギリスのオルタナティブシーンを代表するバンドのアルバムもリリースされ、なかなか密度の濃い1年でした。

Music for The Masses (Depeche Mode)

前先行シングル"Strangelove"は前作の流れからは意外なエレクトロポップだったものの、アルバムとしては幅広いサウンドによる充実の内容。特に、リードトラックの"Never Let Me Down Again"はギターとシンセサイザーの音が非常に高いレベルで融合していて、重苦しさと軽さが共存した傑作。CD盤最後はライブでもよく演奏されたアップテンポの"Pleasure, Little Treasure"でこれはこれで良いのですが、ピアノによるヘヴィで力強いインスト曲"Pimpf"で締めるアナログ盤の方がアルバムの雰囲気に合っている気も。世間的にはこの次にリリースされた"Violator"の方が評判が高いですが、個人的にはこちらの方が好み。

Darklands(The Jesus & Mary Chain)

狂気のフィードバックノイズを纏った衝撃のデビューアルバム"Psychocandy"から1年半ぶりの2ndアルバム。正直言って、あのやり過ぎ感が半端ないノイズは生理的に耐えがたかったので、賛否両論あるだろうけどコチラの路線を支持。前作ではノイズに隠れていた優しいメロディーが前面に出て、話題面ではなく、音楽面で芯が通った感じ。シングルカットされた"Happy When It Rains"や"April Skies"は前作のデフォルメされ過ぎた部分が緩和され、エッセンスを残しつつ、聴きやすさが倍加。ラストの"About You"まで曲の良さが目立ち、地味ながらも力強い内容。

Substance 1987 (New Order)

New Orderがリリースしてきたシングル曲をコンパイルした初期のベスト盤。とは言え、彼らの場合、アルバム未収録のシングルも多く、"Brotherhood"以降のシングルも収録されているということで、ファンとしても入門編としてもお買い得な一枚。初期の作品はちゃんと聴いてこなかったので、妙に明るい"Temptaion"や彼ら流のドリーミーサウンドの"Thieves Like Us"も良いですが、最新シングル"True Faith"のカップリング曲でディスク2のラストを飾るメランコリックな"1963"がベストトラック。後にシングルでリリースされたり、ベストアルバムにも収録されていますが、このアルバムのバージョンをご一聴を(下のリンクは残念ながらシングルバージョン)。

おわりに

今回は1987年4月〜12月までに購入したアルバムとベスト3アルバムについて書きました。ちなみに、ChatGPTによると、1987年のイギリスの年間アルバムチャートはこんな感じです。

  1. Bad(Michael Jackson)

  2. Now That's What I Call Music! 10(Various Artists)

  3. The Joshua Tree(U2)

  4. Now That's What I Call Music! 9(Various Artists)

  5. Introducing The Hardline According to Terence Trent D'arby(Terence Trent D'arby)

  6. Faith(George Michael)

  7. Now That's What I Call Quite Good(The Housemartins)

  8. August(Eric Clapton)

  9. Raindancing(Alison Moyet)

  10. Men And Women(Simply Red)

2位と4位はヒット曲のコンピレーションアルバムで、当時のイギリスのアルバムチャートはこのシリーズが長期間上位に留まっていました。The Housemartinsはそのタイトルを皮肉って、解散後にリリースしたベスト盤に似たようなタイトルを付けた訳ですが、こちらも年間チャートに入るくらい売れたとは。。。これ、本当だろうか。ChatGPTの幻覚っぽい気もする。

振り返ってみると新しい気づきがあって面白いですね。面倒くさがりやなのでたまにしか更新しませんが、これからもマイペースで書いていきたいと思います。

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