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【ベストアルバム】 2022年11月度

はじめに

昔話ばかり書いているのも何なので、毎月入手したアルバムの中からベストアルバムを紹介していきます。サブスクリプション&ストリーミングだと「毎月入手した」のはどういうことかという気もしますが、取りあえず「毎月ダウンロードした」を「毎月入手した」としようと思います。

「今月のベストアルバム」といっても、毎月何10枚も聴いている訳ではないので、あくまでも「コレ良かったよ〜」くらいの感じで、超ライト&主観的な感想を書くに留めることにします。

今月入手したアルバム

まずは、今月入手したアルバムとEPのリストからです。例年通り、既に年末進行が始まって新譜のリリースは少なく、今月入手したのはEPを含めて6枚と少なめ&J-POP多めでした。これ以外に、シングルを何枚か入手していますが、今回もリストには載せていません。

  1. Is It Going to Get Any Deeper than This? (The Soft Pink Truth)

  2. 四季 (リュックと添い寝ごはん)

  3. Yonawo House (yonawo)

  4. Profound Mysteries III (Röyksopp)

  5. ZERO - EP (Sano ibuki)

  6. いつも何処かで (桑田佳祐)

今月のScrobble

過去30日間にMacとiPhoneで聴いた音楽をLast.fmにscrobbleした結果のチャートも載せておきます。scrobble数ってのが単純にアルバムの収録曲の再生回数の合計になっていないので何の数字なのかが今ひとつ謎ですが、取りあえずチャートっぽくなってるので貼っておきます。

今月はnoteの記事を書くために、昔のアルバムを聴き直していたので、昔のアルバムを聴き直していたので、Culture Clubが再生回数トップ10に入るという変則状態です。

2022年11月に聴いた回数の多いアルバムトップ10

今月のベストアルバム

6枚からベストを選ぶのもどうかとは思いますが、一応、"Profound Mysteries III (Röyksopp)"を今月のベストアルバムに選びました。タイトルに"III"と入っていることから想像できるように、このアルバムは"Profound Mysteries"シリーズの3枚目で、"I(とはタイトルに入ってなかったけど)"も"II"も今年リリースされているので、何と今年3枚目のアルバムです(なんという働き者!)。

Röyksoppは1998年にノルウェーで結成されたデュオで、このアルバムは前作に"Profound Mysteries II"から3ヶ月ぶり(笑)となる8thアルバムです。ちなみに、今年4月に"Prodound Mysteries"されたのは7年半ぶり。

アルバム全体を通して、寒色系の絵の具を丁寧に重ね塗りしたようなエレクトロニクスサウンド。アイデアの斬新さやカラフルさではなく、微妙な色の違いで楽曲に表情を付ける手法を中心とした楽曲群は心地良さも抜群。緻密に作られているにもかかわらず、息苦しさもなく、ヒンヤリした世界観は不思議な多幸感があり、真っ暗な部屋でボリュームを大きめにして聴くとぶっ飛べます。

「序盤の単調さが続くとちょっと辛いなあ」と思ったタイミングで、手垢の付き気味の音とアレンジの"Speed King"が入って来ることで、淡々とした流れにうまく変化を付け、"Feel It"でもラストに向けて昂揚感を高めて行くあたりはサスガで、最後まで飽きさせないところもポイント高し。

"I"も"II"もあまり印象に残っていなかったのですが、このアルバムをキッカケに聴き返してみたら、何で印象に残ってないのかが不思議なくらいに良い内容。ただ、ちょっと「押し」が弱いので、シッカリと向き合って聴かないと良さが伝わりづらいのが弱点かも。

おわりに

今月は枚数こそ6枚と寂しいですが、yonawoSano ibukiの作品もなかなか良く、一枚のアルバムをジックリ聴き込むことができました。特に、程良い疾走感のメロディやアレンジとボーカルの声質が好みのSano ibukiは今作も良い感じで、早く次のフルアルバムを聴いてみたいと思わせる内容でした。

そこそこ入手したアルバムがあったら「12月度のベストアルバム」の記事を書こうと思いますが、さらに減りそうな気もするので、そのときは「2022年度ベストアルバム」の記事に変更しようと思います。

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