この曲は、東日本大震災被災者を音楽で応援することを狙いとして書かれた曲です。12年が経過しましたが、この震災を忘れ去ってはならないと考え、この曲を選びました。
東日本大震災が起こった後の1週間で、マグニーチュード5以上の大きな余震が、1日あたり10回以上も起こり、高さ数10メートルとも言われる巨大津波は、内陸10kmまで猛威を奮い、約2万2千人の死者と行方不明者を出しました。この震災では、東北地方と関東地方に主な被害が見受けられましたが、日本各地の震源地が木霊し合ってるかのように、次々と震源地を変えては大きな地震を起こしています。
また、壊滅的な被害を受けた町が多く、ライフラインが断たれ、一度は避難をして間一髪助かったはずの人が、食糧や水の不足、真冬並みの極度の寒さに耐えられるだけのヒーターの燃料の不足、医療機器や薬品の不満足などのために命を落とすケースも沢山ありました。
こうして亡くなられた方、またご遺族にご冥福をお祈り申し上げると共に、この震災を記憶に残すため、また、被災者を応援するために、私たちの想いを込めて、当時小学生だった4人による演奏をお届けします。