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Sonata Op.2-1 (AA)
全体にちょっと古風で、当時イギリスで特に流行していた Division の雰囲気も漂います。 第1楽章は、音階的な動きを多くふくむなだらかな旋律で、第2リコーダーが第1リコーダーを模倣するように始まります。そして2本のリコーダーが役割を入れ替えたりしながら進み、やがて音楽は軽やかなステップを踏み始めたかと思うと、どんどんリズムが細かくなっていきます。 第2楽章は、大きな音符で下降するモチーフで始まったかと思うと、早々に活気のあるリズミックな音型が導入され、音楽は生き生きとした展開をみせます。 第3楽章は、やや重い足取りで始まりますが、後半では同音連打でリズムを刻むなど、ここでも音楽はリズムの面白さへの興味が濃厚です。 第4楽章は、付点音符をもちいた跳ねるリズムでかろやかに始まり、さらに細かなリズミックな動きになっていきます。音たちが無心に遊びたわむれるかのようなおもむきの終曲です。
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