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Lチカはなぜ重要なのか

電子工作を始める際に、LEDをチカチカと光らせる、いわゆるLチカという作業があります。

いままでチュートリアルなどで書かれているのは見ていましたが、なぜLEDを光らせるという行為をさせるのかは理解できていませんでした。 ただ初心者はここから始めるべきというネットの意見に流されて従っていました。

ある程度経験を積んできて少しずつこの行為の意味が分かってきたので、今回はなぜLEDを光らせるという行為が重要なのかについて自身の考察を展開していこうと思います。

私が考えたのは以下の理由です。

1.最小単位のプロダクトである

2.疎通確認に不可欠

3.応用のイメージがつきやすい

順に考察を展開していきます。

1.最小単位のプロダクトである

Lチカにはマイコンとジャンパー戦、抵抗、そしてLED電球があればできる実験です。マイコンは性能やメーカーによって値段が大きく変わりますが、その他の道具は本当に安価に手に入れることができます。

またこのプロダクトは完成がイメージしやすいです。LEDがついたかつかなかったかで実験の可否が判別できるためです。特別な機材などを用いず、結果がわかるためです。

2.疎通確認に不可欠

これは、ある程度作業をしていて気づいたのですが、何らかの別のプロダクトの作成に着手している際にハードのトラブルか、プログラムのミスかがわからない時があります。プログラムのミスであれば、コードを読んで、デバックをかければ解消できますが、ハード特にマイコンの故障が原因で起きたエラーはソフトだけでは発見が難しいです。

その際にLチカを用います。Lチカが正常に動作するということはマイコンが通電しているのを確認できる指標となります。

これはハード面のデバックに利用できます。

3.応用のイメージがつきやすい

例えばLEDが光らせれるということは通電しているということです。通電しているということは電気を利用したガジェットに電力を供給ができるということです。つまりLEDが光るということはモーターを回したり、スイッチを稼働させたりすることができると考えられます。

wifiなどで接続するタイプのマイコンでもLチカができることを確認できれば遠隔でモーターのついたロボットが動かせれるということが予測できます。


以上が考察となります。

もし、Lチカにはこんな便利さもあるよとかこの記述は間違ってるよというのがあれば、質問欄からご指摘いただけると幸いです。


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