思考の法則

Talk1 / Part2 Q01を読んで

Part2からは質問形式で内容が進んでく。これは考える力を養うから良い。

ありがとう＝KPI（重要業績評価指標）

KPIは顧客満足度にも通ずるものがある。確かに“ありがとう”という言葉は感謝を示すものであり、自分の持つ期待値を上回るときに自然と発するものなのかもしれない。

その“ありがとう”の気持ちから友人に勧めたり、SNSでの拡散へとつながる。

これは私の最近の体験によく当てはまる。ここで私のエピソードとこの学びを照らし合わせてみよう。

それはLCCのPeachを利用したときのこと。このコロナ渦の中、どうしても仕事で飛行機に乗る必要があった。欠便が多い中で、選択肢が限られておりPeachのチケットを購入した。もちろん今までPeachには何度も搭乗したことがある。印象は良い意味で何もない。ただ安い移動手段のひとつだった。今回1番気がかりだったのは座席がランダムで選択されることだった。もしランダムで隣に風邪症状のある人が乗ってきたらどうしよう、そんなことを考えていた。実際、着席するまで隣にどんな人が座ってくるかはわからない。不安を抱えながら着席した。すると、隣もその隣も前後も空席だった。感動した。思わず少し涙ぐむ。半径2メートル以内に人がいなかった。ランダム選択を逆手にとってソーシャルディスタンスを守るPeachに感謝の気持ちでいっぱいになった。もちろん帰りの便も同様にソーシャルディスタンスが守られていた。顧客を大切にする気持ちが伝わってきた。その後、Peachの顧客満足度アンケートで感謝の気持ちを伝え、緊急事態宣言が解除されたのちにSNSでそのことを拡散した。

この出来事を通して、LCCのひとつとの印象しかなかったPeachを今後も空の旅をともにしたい航空会社へと変化した。これは期待値を上回った“ありがとう”の気持ちから意識変容、そして周囲に勧めるとの行動までつながっている。つまり、顧客から寄せられる“ありがとう”は企業価値そのものだ。

ビジネスはwin-winでなければならない

よく聞く言葉だ。この私の体験と照らし合わせるともっと意味が深いものだと思う。サービスを提供して顧客が“ありがとう”と思う。これはまだwin-winではない。もう一歩踏み込んでいく必要がある。さらに良いサービスを提供する、顧客が“ありがとう”の気持ちを行動で示す。そのアクションからサービスの良さが広まり企業はさらなる顧客を獲得する。これがwin-winだ。今回の私の体験は普段のサービスよりはるかに顧客のニーズを考えた良いサービスだったからこそSNS拡散というアクションを起こした。確実にwin-winの関係である。

ビジネスは賢い人がやるものだと思っていたが、身近にチャンスが転がってるんだと思いはじめた。

Talk2 / Part2 Q02を読んで

仮想ビジネスゲーム

なんだそれ、って思ってしまうワードだ。いわゆる小さな実験（フィジビリティスタディ）だ。ビジネスのカケラを見つけたときに即行動に移して試してごらんというものだ。

確かに今まで上手くいくだろうか、失敗するんじゃないかと恐れてチャレンジすらしなかったことがどれだけあるだろうか。今後は即行動、仮想ビジネスゲームをする。ゲームという名がついてると始めやすいと思うのは私だけだろうか。

さぁ、今日から仮装ビジネスゲームの始まりだ。

Talk3 / 初任給の使い道

私には弟がいる。末っ子の弟が今年、社会人になった。中学生の頃、袋ラーメンも作れなかった弟が料理を作れるようになり、そして社会人になった。

社会人デビューしてから2ヶ月がすぎ、先日私は母と電話していると『〇〇だけよ、初任給で何もしてこなかったのは〜末っ子だからかな〜』と言った。そう言いつつも少し嬉しそうな声だった。あの末っ子の弟が社会人をしてることが嬉しいんだ、子育てを無事終えた、まるでそう言われてるみたいで嬉しいんだ。そう感じた。

そんな今日、1ヶ月ぶりに弟が実家に帰ってきたらしい。両手にプリザーブドフラワーとウイスキー、座椅子を抱えて。

幸せいっぱいに喜ぶ両親の顔が思い浮かぶ。きっと弟もプレゼントを何にしようか悩んで時間かかったんだろうな。

初任給は巣立ちの感謝を込めて使う

これは私の兄弟全員に共通してること。なんだかんだで似てるんだな。これにて子育て卒業の両親に最大級の感謝を。

これからも2人の子どもで在りつづける。子育ての恩返しをし続けていきたい。

Ricky.