【速報】なんとなんと、ありがたいことに…
総務省主催 地域おこし協力隊動画コンテストにて優秀賞にノミネートされました!
まずはその動画をご覧ください!
スクープ!地域おこし協力隊
どうでしたでしょうか~~
え?「まじめなコンクールでふざけんじぇねぇ!」ですって?
スミマセンでした…想定通りのお叱りです。(ぐうの音も出ない)
実際に表彰式が行われた「第7回 地域おこし協力隊全国サミット」で受賞された僕以外の3作品も見させていただきましたが…とっても真面目で素晴らしい作品を応募されていました。
せっかくなので制作の裏話を。
こちらの作品、もともとは全く別コンセプトで行こうと思っておりました。
その時のメモがこちら。
上のメモからもわかるように、当初は「都会から移住してきた感じることの違い」や「地域とつながる=人とつながるだけでなく、自然に触れあい地域の一員として生きていく」といったテーマの美しい動画を製作しようとしておりました。
「CG」「モーショングラフィック」とか書いてあるのは賞に食い込みやすいであろう「あざとい動画」の1案として立案していたものです。
(実は遊佐町地域おこし協力隊では前年に行われた同様のコンテスト※で最優秀賞を受賞しており、町の観光振興がミッションの僕的には「2年連続で表彰台に上がって町の名前をPRする」ことも目的の一つだったためこのような動画制作も視野に入れていました。)
※前年度は「地域おこし協力隊ポスターデザインコンテスト」として開催
美しい動画と人を記録に残そうと動いていましたが、一つ完全に詰めが甘かった部分がありました…。それは…
庄内の冬は厳しい!
ということです。シンプル。でも重大。
だって全然晴れないんだもん。
西高東低の気圧配置の影響をもろに受け、1か月に1日晴れる日があればいいとされる庄内地域は風も強く、海から湿った空気を含んだ雲がわんさか来るので、冬にキラキラの映像を撮るにはなかなか難易度が高い場所だったのだ!
そこで…?
方向性を180度変更!
12/25日、クリスマスの日に「このままじゃアカン」と急遽路線変更。
今の動画の構想にいたります。
さあ、動画コンテストの納期は1月7日!この時点で2週間を切っているが間に合うのか!?
波乱の撮影準備
今回の動画は当初のコンセプトと違い、「地元色」を出すのが難しい内容に変更していきました。その中で特に強くこだわりたかった点は作品内の役に近い立場の方々にご出演いただくという部分でした。つまり、地元の方役の方は長く遊佐町/飽海地区に住まれている方。記者役は移住者など住んでいる歴が浅い人、地域おこし協力隊は地域おこし協力隊というキャスティングをしたかったのです。
そこで、今回は現役の地域おこし協力隊の仲間とOB・OGの方、また近隣の地域おこし協力隊経験者に趣旨を説明し、役にハマる人たちをご紹介していただく方式をとりました。
結果、台本のイメージに近いキャストの方が集結、ロケ地も実際に出演者にゆかりのある場所(ご自宅や管理されている公民館など)で撮影するところまでこぎつけられました!
※関係各所の皆さん、ありがとうございました!
また、今回の撮影は短時間かつスムーズに行うことと、報道取材の本来の方式になるべく近づけ、リアリティを持たせるという観点から機材をレンタルし、撮影に挑むことにしました。
いよいよ撮影!
撮影当日、お天気には…恵まれず(予想していましたが)ロケハン時に想定していた通りの撮影とはなりませんでした。
しかし、地域おこし協力隊の皆さんやご出演いただいた方々がとっても積極的に撮影に取り組んでいただいたことで、スムーズな撮影を行うことができました!
中でも「もらいもの編」でご出演いただいた方からは、当初台本になかったセリフの演技をしていただいたり、「密会編」では突然のお話だったにもかかわらず完璧な宴会をセッティングしていただいたりととっても前向きに楽しんでご協力いただいたのが印象的でした。
ありきたりではありますが、「ああ、これこそが地域とのつながりだなぁ」と感じたとともに日々の活動ができていること、協力していただいている地域住民の方で成り立っているということを再確認し、感謝していかないと…時を引き締めるきっかけとなった1日でした。
また、タイトルコール「スクープ!地域おこし協力隊」のお声は、リポーター役の男性のご家族に当日お願いして録らせていただいたものですが、とってもいい味が出てよかったな~と思っております。感謝…!
そして受賞へ
突貫だったとはいえ地域の方々にご協力いただき、撮影をした本作品。(何とか賞にひっかからんかな~)なんて考えていくうちに全国サミットの日程も近づいてきており、あきらめかけていたところに…「優秀賞」を受賞したというメールが!とっても嬉しかったのを覚えています。
皆さんがまじめな作品で賞を受賞されていく中、自分のおちゃらけユーモアCM風作品が受け入れられるか不安でしたが、会場では満点の小笑いに包まれ、大スベリになることは回避できたので良かったです。
さあ、そんなバックグラウンドを知ってもう一度動画を見てみると面白さも倍増!最後は動画を見てお別れしましょう!長々と読んて頂きありがとうございました!
雑多写真
地域おこし協力隊に興味のある方は…
ぜひ総務省の㏋をのぞいてみてください!
現在の募集情報などはこちら。
りっきーの普段の仕事を知りたい人は…
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