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助け合うこと。

先週の話。
引っ越しを手伝ってほしいと言われた朝刊配達仲間に、今、抱えている仕事を間に合わすのに追われているから手伝えないと言うと、それなら私も手伝うよ!と、逆に仕事を手伝ってもらうことに。

手が足りず、私に応援を頼んだ人の手を借りるのは、とても気が引けましたが、同時に、仕事で自分が、そんな立場だった時のことを思い出しました。手伝おうか?という言葉には、力になりたいという気持ちがあったことなどです。

それだけでなく、私が負荷を抱えていることを理由に、協力することを断られた時のことも浮かんできて、その時わからなかった相手の気持ちを、はじめて想像できました。「大変なのに、悪いな。」という気持ちです。私は、本当に、心配してもらっていたのだと、今になって、わかりました。

今回、手伝ってもらうことにした時、その方は、こんなことを言っていました。「手伝って!って言ってくれて、本当によかったわぁ。1人でやるって言われたら、助け合えないもの。」

協力を持ちかけるとき、力になることを望んだ事実があったから、と言う格好いいものではなく、単純に、状況が厳しすぎて、遠慮なく助けてもらった、という話なのですが、「困った時は、お互い様。」というシンプルな言葉には、まだまだ深い意味が、あるような気がしてくる出来事でした。


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