おらんのかぁと感じるとき

温泉に行きました。
早朝の通常より安い時間。
お客さんも少なくて快適です。
露天風呂で2人のおばさまのおしゃべりが耳に入ってきました。
どうやらひとりのおばさまはご主人をなくして半年ぐらいのようです。
「お父さんがおったころは夜おんなじごろにトイレに目が覚めて、ようトイレで会いよったんよ。いまはね、夜起きてたときに、ああ、もうおらんのやなあって思うんよ」
なんか泣きそうになりました。
大切な人がおらんなったことを日常のなかで感じるんだろうな。

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