R.S.

東京大学 陸上運動部/ runner / bass player / 1500m 3.…

R.S.

東京大学 陸上運動部/ runner / bass player / 1500m 3.55.45, 5000m 14.26.76, 10000m 29'55"55, half 65.14

最近の記事

足が速い人のアドバイスは正しいのか?

結論正しいこともあれば正しくないこともある。 序論足が速い人のアドバイスは全て正しい ▶偽。当たり前に偽。なぜなら、極端な話、骨格や体型に個人差があるので全く同じプロセスを踏んでも同じくらい速くなるわけでもなければ、相対的に速くなるともいえない。精神的な個性も含めれば、むしろ遅くなることもあると思う。 こういった意味で足が速い人の言うことが正しいみたいな風潮をなくしたい、なら分かる。多分これを言いたかったけど、Twitterの文字数制限に阻まれたのではと推測。 足が速

    • 「説得力」という言葉が嫌い

      権威主義だと思う  「説得力がないなぁ」  そう言われた経験、言った経験、ない人はいないんじゃないだろうか?  そして言った経験の方が多い人、この記事を訝しげに読むことでしょう。  私は言われた経験の方が多いですから(冗談を除けば言ったことはほぼないんじゃないか)、余計、「説得力のない」記事になるかもしれませんね。  とはいえ、主張したい大事なことですから、先入観無しに聞いていただきたいのです。そして、これがものすごく大切にしていただきたいことなのです。 説得力とはなにか

      • 菠薐草

         報連相。報告相談連絡の略である。高校時代からよく耳にするようになった気がする。大人の常識。コミュニケーションの基本。  私の所属していた部活ではこれが信じられないくらい希薄だったと思う。同期にさえ何も相談せずに突然方針を集合で話しだす主将。本人に連絡が届かない〇〇担当。チームのことなのに、ろくすっぽ構成員に話が通らない。不透明なままいつの間にか決まっている。決まったことだけ連絡すればいいと思っている。報や連はギリギリのところで出来ているような、いやこれも出来てはいないのだ

        • 改造(1)

           私は、例えば、「走るには地面から足が離れる際に摩擦があるのだから、どんなに蹴らないといえども人は結局蹴って走っているのである。だから〜」と言ったような論理を展開する人種があまり好きでは無い。誤解を恐れずに言うと嫌いである。  いかにも本質を捉えたようで全くズレている、擬似相関かのような言説は世に蔓延っているが、これは畢竟、ある種正しさを持った主張が、完全な形で発表せられないことに端を発しているような気がしてならない。先程の主張でいえば、「脚は落とすだけ。地面からの反力でバネ

        足が速い人のアドバイスは正しいのか?

          動きの理想、そして動き作りについて

          0. 前書き 自分が普段行っている動きづくりと、それをどんな意識でしているかをまとめてみました。動きとして一番大切にしているのは4.の絞る動きで、それを生かすための他の動き、というのが基本です。  私は、脚は股関節から折って上げる(いわゆる"腿上げ")べきではなく、体を絞ってねじってもっと上の部位から出すべき、という考えのもと走っています。競歩の某薬学部の先輩に言わせれば、 腹筋が三段あるうちの上一つを固定して下二つから足を出す動き 長距離の某"体の構造マニア"の先輩に言

          動きの理想、そして動き作りについて

          番外編. 副将・主将 瀬川@副将

          お久しぶりです。最近全然書けていないことに気づきました。これからはちょくちょく更新していけたらいいですね。 ここ一週間で、京大戦の長距離反省ブログ、京大戦と箱根予選会の部だより(主にOBの方向けに自分の試合の反省などを述べるもの)など執筆作業が重なって、どうしても期限内に納めるためには新幹部ブログを長大作品にすることはできませんでした。そのおかげで読みやすかったという声は既にいただいております。笑 一方で、副将論、主将論の触りを言ったはいいものの、自分についてあまり多くは

          番外編. 副将・主将 瀬川@副将