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のしりこのつぶやき日記

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のしりこのつぶやき日記。ただの日記です。冒頭にほんの少しエッセイ+箇条書きの一カ月分の日記記事です。持病の線維筋痛症のことも日記で触れています。
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記事一覧

寝たきりの生活でのスマホと読書のはなし───つぶやき日記[23] 2024年2月1日〜2月28日

ある日。2月の中盤ごろ。私はいつもと同じように寝ながらスマホや読書をしていた。ところが、いつもよりも本やスマホを支える手や腕がすぐに疲れて痛くなる。そして、5〜15分後には手や腕の疲れと痛みがさらにひどくなり、本やスマホを支えきれなくなって落としてしまう。このままでは、読書やスマホを操作することが出来ない。どうしたらいいのだろう。 じつは、私は線維筋痛症と慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)という持病があり、全身の激痛や極度の疲労感などの症状でほとんど寝たきり生活だ。そのせいで

小学生のころに書いた詩のメッセージ───つぶやき日記[22] 2024年1月1日〜1月31日

ある日。母と押し入れの整理整頓をしていたら、小学校の頃に書いた作文がどっさり出てきた。ふと、そこから表紙に詩集と書かれたものを見つける。たぶん、9〜10歳のころのに授業で書いたクラス全員の詩集。詩と言っても、幼い子どもたちが頑張って書いた詩なので、全体的にふだん授業で書く作文のような文章をなんとか詩の形にした感じだ。それが子どもらしくて、とてもいい。 詩集を読み進めると、小学生のころに書いた私の詩を発見した。ふむふむ。なんだ、これは……。なんかひとりだけ、妙に暗い詩を作って

寝たきり生活でのおしゃれ───つぶやき日記[21] 2023年12月1日〜12月31日

ある日。ふと、洗面台の鏡を見る。ボサボサの髪の毛にヨレヨレの部屋着を着た私が鏡に映る。しかも、よく見ると、血色が悪い肌に目のクマができている。見た目からにして、ものすごく調子が悪そうだ。いや、こいつはすでに、相当弱っているぞ。そんな自分に心のなかでツッコミを入れつつも、鏡に映ったときの姿でさえ、病気で弱っている様子が出てきて嫌になる。 じつは、私は線維筋痛症と慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)という持病があって、ほとんど寝たきり生活だ。毎年、冬は寒さで身体が冷えて持病の症状が

寝たきり生活と災害について考える───つぶやき日記[20] 2023年11月1日〜11月28日

ある日。能登半島地震のニュース記事を読む。胸が痛む。今回の震災もそうだが、戦争や災害のニュースを見ていると病気でほとんど寝たきり生活の身であることを突きつけられ、暗くなる。 2011年の東日本大震災のときはまだ元気だった。2016年の熊本地震のときは病気のせいで寝込む日があったものの、杖があればひとりで外出が可能だった。しかし、いまは違う。持病の線維筋痛症の症状である全身の激痛や極度の疲労感などのせいで簡単に身体を動かすことができず、ほとんど寝たきり生活。しかも、介護が必要

クリスマスのまえに───つぶやき日記[19] 2023年10月2日〜10月31日

ある日。今年のクリスマスのことを考えていた。今年はクリスマスのお祭り感を長く楽しみたいと思って、ハロウィンが終わってすぐにクリスマスの飾り付けをした。うん、いい感じ。 そういえば、こうしてクリスマスを楽しむようになったのはいつからだろう。じつは、むかしの私はクリスマスが嫌いだった。サンタさんからのプレゼントが終わると、ある時期からクリスマスは恋愛絡みのイベントに変わる。クリスマスまでに恋人を作るとか、いつの間にか恋愛することがクリスマスの目標となっていく。それが嫌で仕方がな

広島旅行メモ───つぶやき日記[18] 2023年9月1日〜9月29日

ある日。こんどの広島旅行に向けて、事前学習用の本を選ぶ。私はどこか遠出するとき、事前学習と称してその土地に関する本などを読む習慣がある。今回の旅行は、広島平和記念資料館を中心に行く予定なので、原爆のことを中心に本を探すことにした。少し調べると、原爆の歴史や原爆文学など、原爆というだけでたくさんの書籍があることに気づく。そうして、大江健三郎『ヒロシマノート』、こうの史代『夕凪の街 桜の国』、『原爆スラムと呼ばれたまち ひろしま・基町相生通り』などを事前学習として読むことにした。

川上未映子さんのエッセイ『春に思っていたこと』を読んで───つぶやき日記[17] 2023年8月1日〜8月31日

それは突然やってくる。あの日、川上未映子さんのエッセイが私に示唆を与えてくれた。 ある日。悩みの種であるつぶやき日記記事の更新作業を楽にするために策を考えていた。じつは、私は今年の6月に書いたnote記事で「今後のつぶやき日記の記事の冒頭では、短いコメントのような文章を載せる予定です。」と宣言した。しかし、実際には短い文章を書くことができなかった。いざ、短く書くといっても、どうしたらいいかわからない。結局、悩みすぎていつもと同じような感じに短くない文章を書く。数ヶ月、それの

私と点滴のはなし───つぶやき日記[16] 2023年7月1日〜7月30日

数年前から主治医に勧められて、病院で定期的に栄養剤の点滴を打っている。栄養剤の点滴をすると体内の巡りが良くなり、身体がポカポカする。それにより、体力と食欲が少し回復して、身体を動かすのがほんのちょっと楽になる。だが、時間が経つと元の状態に戻る。がしかし、ほんの少しでも良くなってほしいからと、また栄養剤の点滴をしに行く。 なぜ、そこまでするのか。じつは、私は線維筋痛症と慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)という持病のせいで、常に全身の激痛や極度の疲労感などの症状があり、ほとんど寝

猫様とグルメ 旬のサンマを巡るバトル───つぶやき日記[15] 2023年6月3日〜6月28日

これから語る物語は、ついこのあいだ起きた猫様と秋刀魚(サンマ)の話。 ある日、秋だからと母が焼き魚にした秋刀魚を食べていた。部屋じゅうに香る秋刀魚の匂い。すると、そこに猫様が走って食卓のある部屋にやってきた。 ここで「猫様ってなに?」という方に説明すると、猫様とはうちで飼っている猫のこと。名前はトラ。名前で書くとなんだか恥ずかしいし、トラと書いたら動物の虎を連想させてしまうのではないかと思って、ネット上ではトラのことを猫様と呼んでいる。 さて、話を戻そう。どうやら、猫様

noteを5年間続けて感じたこと───つぶやき日記[14] 2023年5月1日〜5月30日

そういえば、今年の9月で私がnoteで文章を書き始めて5年経った。2018年9月2日からnoteに文章を投稿したあの日からコツコツ書き続けて、ついに6年目へ突入する。 noteで書き始めたばかりのあの頃は、持病の線維筋痛症や慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)の症状がまだ比較的穏やかだった。いまの私みたいに寝たきり生活ではなく、杖を使用すればひとりで外出が可能だった。もう、あの頃からそんなに時が経ってしまったのかと思うと、少し寂しくも感じる。 しかし、この5年間で私の環境も世

ハロプロがキッカケで創作するようになった───つぶやき日記[13] 2023年4月1日〜4月29日

8月7日からアップフロントがハロプロ25周年記念として、これまであがっていなかった過去のMVを公式のYouTubeに続々と公開している。最近の私は、それをひたすら観ています。ZYXやごまっとうや太陽とシスコムーンとか。すべてが懐かしい。 じつは、のしりこの活動とハロプロにはゆるい繋がりがあります。なんでっていうと、ハロプロがきっかけでインターネット上に文章を載せるようになったからです。 当時はまだ14歳くらい。とにかくハロプロの曲が好きだった。その当時のハロプロのファンサ

私が日記を書き続ける理由───つぶやき日記[12] 2023年3月1日〜3月31日

季節はすっかり夏。なのに、今年の三月の日記を公開しようとこの記事を書いている。今さら昔の日記を公開してどうするのと思われそうだ。なぜ、私がそこまでして日記を載せるのか。その理由を語ろうと思う。 私がnoteで不定期に更新するつぶやき日記を始めたのは、去年の秋ごろだ。その頃ちょうど持病の症状が悪くなり、更新作業を楽にしないと書き続けることが困難になりそうだった。じつは、私は線維筋痛症などのせいでほとんど寝たきり生活。ただでさえ、持病のせいで全身にわたる激痛などに耐えながらアウ

無題、告知、変化───つぶやき日記[11] 2023年2月3日〜2月25日

今年の二月はとにかく忙しかった。母がインフルエンザで罹り、大変だった。しかし、いま振り返ってみると、母が倒れた辺りから、持病の線維筋痛症の症状がガクンと悪くなった。つぶやき日記でも書いているが、少しでも母を助けたいと無理して動いたら、休息以外は脳が常に緊張状態となった。だが、母のインフルエンザが治った後もその緊張状態から抜け出せなくなる。それから、文章を書くことが困難になり………と、いまの私が抱えている問題に繋がっていく。 さて、ここでつぶやき日記に関してお知らせしたいこと

ひとは悩みながらも書き続ける───つぶやき日記[10] 2022年1月5日〜2023年1月30日

この頃、私は文章を書くことについて悩んでいる。noteに文章を載せるようになって四年以上経つが、こんなに書くことで悩んだのは初めてかもしれない。なぜなら、ここ二ヶ月ほど、持病のせいで書きたくても思うように書けない日々が続いているからだ。あまりにも悩みすぎて、文章を書き始める前からスランプ状態になっている。そんな自分に嫌気がさし、深い底へ落ち込んでいく。このままではよくない。なんとか打破しなくては。 私には、線維筋痛症と慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)というこれと言った治療法