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【輝きの向こう側】副統括/制作部長 長谷川まこ

「RIDE」で人生変わりますか?


インドに行ったら人生変わる、とよく言われます。
インドに行くと色々なものに触れ、価値観が変わり、新しい刺激を受ける。そうすることで人生が変わるという意味だそうです。
確かに、インドといえば1年後に行っても全く違う都市になっていると言われるくらい激動の都市というイメージがあります。

逆に、インドに行っても人生変わらないという人もいます。
私はこっち派です。
もちろん何かしらの発見や驚きはたくさんあります。
走りながら電車に飛び乗ったり、LGBTの考え方も異なります。
触れたことにないものに触れ、これまでの常識が覆るような驚きの体験をすることでしょう。
でもだからと言って、人生が変わるのかと言われればNOです。

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ここで表題に戻りましょう。RIDEをやったら人生は変わるのか。
やってみたら何かしらの変化はあると思います。RIDEもこれまでのメンバーが作り続けることをやめない姿勢でいたからこそ常に変わり続けています。もうこれはインドと同義と言っても過言じゃありません!!
つまり、RIDEを経験することで環境が変わって価値観が変わる。常識が変わる。
しかし、人生は変わりません。

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では、人生変えたい人はどうしたらいい??
私は、人生が変わるような瞬間は劇的な体験ではないと思うのです。
インドの当事者になった時初めて今までと違う視野で発見と革新があると思ういます。外から見ているだけでは何も変わりません。
インドの中で暮らしている人と同じように暮らす。今隣にいる誰と同じ仕事をしてみる。
そういう地道な当事者になることの積み重ねで初めて人生が変わるのではないでしょうか。

RIDEの当事者になったらもしかしたら、人生かわるかもしれません。
RIDEのステージに憧れている、RIDEの観光客では人生変わらないのです。
当事者として、自分の時間と血と汗と涙、その全てが枯れるまで向き合って初めて人生が変わるかもしれない何かを感じられるのではないかと思うのです。

私自身RIDEで人生変わったのかはまだわかりません。
でも、RIDEやるまでRIDEの運営が何をしてきたのか知りませんでした。
RIDEを始める前に「意外といけるっしょ?」というニュアンスで言われた一言に対して、もやもやしつつもヘラヘラ笑って誤魔化したことがありました。これを思い出して、悔しくて情けなくて本番1週間前に号泣しました。
RIDEをやっていない私からやった私に変化しています。
今なら、また違った受け取りかたになているでしょう。

RIDEを通して色々な外部の変化ももちろんありました。
しかし、一番に変わったことは、自分との向き合い方。
自分が何を大切にしていて、何が足りないのか、これから何をしていきたいのか。そういう部分でした。
自分について見えていなかったものが見えるようになりました。
驚くような体験はなくても人生は変わるのです。

RIDEの当事者として活動することで人生変わります。

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改めましてこんにちは、長谷川まこです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
RIDE2023では副統括兼制作部長を務めました。
簡単に自己紹介させていただきます。
普段は早稲田大学広告研究会というサークルに所属しており、
最近では、色々なパフォーマンスサークルさんの公演の撮影や映像制作、Waseda Collection2023の学生デザイナーとして衣装制作を行なったりと幅広く活動しています。

これからRIDEに関わる人へ
一人でじっと何かと向き合って、本を読んだり、手を動かしたり、メモにアイデアを書き散らしたり、資料を漁ってみたり、体を動かしてみたり、そうすることで価値のあるたった一瞬の輝きが生まれてくる。その体験を、そしてその感動を、その経験をその身で味わってみてはいかがでしょうか。
もしかしたら人生かわっちゃうかもしれませんね。

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制作について気になるそこのあなたへ
制作で具体的に何をやっていたのか!
血反吐を吐いてー企画部長の言葉を借りると「歯ぁ食いしばって」ーとことんRIDEと向き合って、ディレクションしてマネジメントして実制作しました!!

ありがとう!RIDEに関わってくださった皆様!!


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