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娘が大谷翔平を知った日

昨年は、20年ぶりにUターンで地元に戻り、
郡上の子どもたちに、職業の多様さや自分の可能性について、
いつか話したい。と感じることが多くありました。

田舎にいると職業の幅ってものすごく狭くって。
しかもこんな寒さの厳しい、自然と隣り合わせの環境で暮らしていると、
自分ではコントロールできない大きな”何か”のなかで
”何か”を受け入れながら生活する癖がついてしまうので、
自分次第で変われるんだ!変えられるんだ!
ということに気付きにくい。

だから、あるもののなかから選ぶ、ということだけが
「選択」だと思いがちなんですよね。


2024年1月。
いつも通り18時ギリギリに2年生の長女を学童に迎えに行った。
娘は車に乗りこんだとたん、
堰を切ったようにマシンガントークしてきた。
「今日ね!大谷翔平のグローブが届いたんだよ!すごくない!?
ママ!大谷翔平って知ってる?
アメリカで野球してる人でね、子どもたちに『野球しようっぜ!』って
グローブを配ったんだって!すごくない!?
すごくない?!すごくない?!」と。
あなた、野球も大谷翔平も全く興味なかったよね。
と心の中でツッコミつつ、
あのグローブが大きな影響力を放ったことは解った。

昨年だったか、ニュースで大谷翔平がそんなことを
企画しているということは耳にしていたが、
野球なんて全く興味のない娘でさえ、
こんなにも目をキラキラさせて、
大興奮で話してきたことに驚いたし、
大谷翔平のグローブは、野球人口を増やすだけでなく、
子どもたちに”ものすごく大切で大きなメッセージ”を届けたんだって
思ったら、なんだかすごく感動してきた。

学童を経由した後、
年長の長男を迎えに、保育園に向かった。
そして、その日お友達の子どもも一緒に預かる予定だったので、
年長2人が車に乗り込んだ。
そこでもまた娘の興奮トークが止まらない。
姉「ねぇ弟くん!大谷翔平っているじゃん?
弟くん、もうすぐ1年生だから、小学校で大谷翔平のグローブ使えるよ!」
弟「え?どゆこと?」(弟はスポーツ好きなので大谷翔平のことももちろん知ってる)
姉「大谷翔平がね、全国の子どもたちに”野球しようぜ!”って
グローブ配ってて、うちの小学校にも届けたんだよ!」
弟「すげー。グローブってなに?」(母:え、そこw)
――母、いろいろ説明する。グローブについて、
メジャーリーグについてや、大谷翔平がしたことについて―――
弟「すげー!!大谷翔平になりたい!」(母:え、そこw)
友達「金持ちーーー!かっこいいーーー!!」

母「かっこいいよねー!みんながこんな大人になってくれたら嬉しいわ~」
子どもたちなぜか爆笑

娘は今回のことで、野球に興味を持った様子は微塵もなさそうだった。
長男も、お友達も、そこまで野球に惹かれた様子はなかった。
(私の話し方のせいもあるかな💦やっぱりスポーツは体験してみてなんぼだし!)
だけど、子どもたちに夢を与えたのは間違いない!!
それに、大人がカッコいい姿を見せるって、
本当に大切!!って思った。

2024年1月1日に起きた能登地震への寄付も、
1億4500万・・・・・・桁が違う💦
本当にカッコいい!!

私なんてまだまだミジンコだけど、
子どもたちが大人になるのが楽しみになるような生き方がしたいし、
カッコいいおばさんになりたい!

ふと気付いたら、
大谷翔平✨私まで影響されているw

すぐ忘れちゃいそうなので、今日も備忘録。
ありがとう、大谷翔平✨

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