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”「勉強しなさい!」は言われなかった”の真相

うちの長女もこの春、小学生になり、
まだまだ簡単で、とても少ないけれど、宿題とやらも出始めた。

私は頭が良い方でもなく、
自分の仕事でいっぱいいっぱいで、
ゆっくりと子どもの勉強を見てあげる余裕がない。

ひらがなを教えようとした段階で、すでに女同士の喧嘩が勃発し、
このままでは娘が机に向かうことも嫌いになってしまう・・・
と思い、早々に公文の力を借りることにした。

「頭の良い子がどんな教育をしたら
こんなにも勉強が好きになりますか?」

というよくある話題。

だいたいの子が、
「勉強しなさい!」と言われたことはありません。と答える展開。
(えーーー放っておいたら、うち何にもしないと思うけど・・・心の声)

親になってみて、
なるべく言わないようにしようと思いつつ、
本当に何も言わずに放っておくのが良いことなのか、
疑問ばかりが増していた。

そんなとき、

前回の記事の続きになるが、
「ボクらの時代」で元東大生小説家たちがこう話す。

「たしかに、やみくもに「勉強しなさい!」と言われたことはない」
けど、
「あの宿題のこれやんなくていいの?」
「プリント5枚やったら?」
「これはここまで終わらせた方がいいんじゃない?」

とは、言われてた。

でも、自分がなにをやってるのか把握しながら言われることなので、
反発したくはならなかった、と。

思ってたことと全然違うー!!!
これは大変!世の中の親のみなさん、知ってました?!

しかも、これをまた新川さんが的確な例えで表現する。

「できる管理職の指示出しみたいですね!」

続けて辻堂さんも、
「進捗をちゃんと把握して、次の一歩を教えてくれる上司。
ただ、”仕事しろ!”とか、”怠けてんじゃない”というようなことは言わないですよね。」と。

なんて解りやすい!!!

メディアでは「勉強しなさいと言わない」という
キーワードだけ拾われてしまい、
まんまと放任してしまうところだった。

おかげで、これから娘には、
嫌味な上司じゃなくて、マネジメント力のある上司気分で
彼女の勉強の行方を見守りたいと誓うことができた。


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