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「いのちへの信頼」を取り戻す

1年ぶりとなる
ヒプノセラピスト養成講座の
開催が東京と淡路島で始まりました。

受講生とオブザーバー合わせ総勢30名以上の東京会場


受講生とオブザーバー合わせて総勢25名以上の淡路島会場


わたしの講座では
テキストは準備するけれど
講座中、テキストを開いて見ることは
ほぼありません。

講座の中では
2人1組になって、セラピスト役と
クライアント役になり、セッションを
し合ってもらうのだけど

初めてやってもらう時から
テキストのスクリプトを見ずに
やってもらうことを徹底しています。

その時、セラピスト役の人は
ほぼほぼ、やり方、手順、セリフが
わからない!!となって頭が真っ白に
なるのですが、わたしは敢えてそれを
狙っています。

もちろん、やってもらう前に
手順のレクチャーはするし
デモンストレーションをやって見せ
イメージは掴んでもらいますが

わたしたちが普段
如何に、やり方や方法論に依存しすぎて
いるのか?を認知してもらいます。

やり方や方法論という「正しさ・正解」に
依存しすぎて、その無意識の行動が
潜在意識に「自己不信」の暗示を
与え続けてきたことに気づけてないのです。

だから、クライアントを前にして
頭が真っ白になって、全員もれなく
絶望するのですが、そこからようやく
目の前のクライアントを直視し
五感で感知し始めます。

テキストを見れないから
やっと五感に頼るのです。

そうやって、目の前の「いのち」を
直視し、自分と他者との間にあった
やり方や方法論、正解と思っていた
過去のデータが、何の役にも立たないと
気付き、データを横に置き

いのちといのちで向き合う
いのちといのちで関わり合う

というところに立ちます。

一方、クライアント役の人は
セラピスト役の人が、下手くそながらも
脳みそに汗をかいて、自分を直視して
くれていることに安心します。

その逆に、もし、セラピスト役の人が
テキストを読んで、全くクライアントの
ことを見ていなかったら
クライアント役の人は

「全く自分のことを見てくれてない」

というのを、目を瞑って
見えてなくても感じます。


という感じで、世の中の多くの
人間関係というのは
ほぼほぼ、自分と他者の間に

やり方や方法論を、無意識に
介在させています。

家族であっても、いのちを直視せず
正解を介在させ、相手をいのちとして
ではなく「概念」としてみています。

講座の中で、テキストを手放して
五感を使っていのちを直視しする、を
何度も何度も繰り返していくことで

正解への依存が薄まると同時に
「親」「子ども」「肩書き」など
概念という名のメガネを横に置き

ただ、尊い「いのち」として
向きあい、関わるという

対等であり
リスペクトがある、という
人間関係が築けます。


わたしたちは、あまりにも
己といのちの間に、正解や概念を
介在させ、それらへ依存し過ぎた結果
「いのちへの信頼」が無くなって
いるのです。

それが、不安、不信となって顕れ
不安と不信を埋めるために、また
わかりやすい正解を外に求めて
そこに大切なコストを使う、という
ループに陥っています。


不安や不信は、外に答えを求め
埋まるものではありません。

「いのちへの信頼」=「自律」

を取り戻し、安心と信頼に座す
必要があります。


講座を通して
ヒプノセラピストになれるのは
当たり前のことで

それが目的でもゴールでも
ありません。

この講座は
メタ認知ができるようになり
想像力と創造性、いのちへの信頼を
取り戻し

愛と感謝を前提に
生が躍動する生き方へと
加速的にシフトすることを
意図しています。


だから、実は、ただの
ヒプノセラピスト養成講座では
ありません。笑 

#潜在意識
#ヒプノセラピー
#ヒプノセラピスト
#メタ認知

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