見出し画像

比企起業大学・大学院 2021/4~2022/3 活動報告

こんにちは。りえ@キャリアコンサルタントです。今日は2022年3月7日(月)、100日チャレンジ59日目です。

2022/3/5 活動報告会

私が2021/10~2022/2までの5か月間、起業の支援を受けてきた比企起業大学大学院の卒業式とも言える活動報告会が先日行われました。この日のために沢山の方が関わって、私の船出舞台を創ってくださいました。心からお礼申し上げます。当日はもちろんのこと、当日までも様々な準備を進めてくださったみなさまへ、まずは感謝の言葉をお伝えさせていただきます。

総長の関根さん、講師の林さん、栗原さん、風間さん。素敵な会場の提供と、当日バックアップくださった鳩山町コミュニティ・マルシェディレクターのトヨさん、菅沼さん、ゆかさん、スタッフのみなさん。映像、音声、スライド・・全て助けてくださったカズマさん。私のプレゼンをグラレコしてくださったナオさん。聴きに来てくださった特別講師の鈴木さん。さおりさん。比企起業大学21秋生のながけいさん、RKさん、Yさん。林さんのご友人Mさん。ライブ配信にご参加くださった福島さん、特別講師の清田さん。午後の交流会で美味しいランチプレートを作ってくださったラゴムカフェのはるなさん。マルシェに出店しながら聴いていてくださった元氣パートナーズさん、パン マードレさん、ちはるふぁーむさん(ちはるさん、野菜ブーケもありがとうございました!)、パットニーベイクさん(真弓さん、ランチのデザートも美味しかった!Nちゃん、お手伝い感謝!)。元気に遊んでいてくれたお子さんたちと預かってくださっていたMiさん。お留守番とお迎えをしてくれた我が家のT&S&M。そして、一番後ろから見守ってくれていた比企起業大学21春同期の典子さん、真弓さん。本当にありがとうございました。

今回のnoteでは、活動報告会でお話した内容を、補足したりアレンジしたりしてお届けしたいと思います。

改めて自己紹介

私はキャリアコンサルタントという仕事をしています。私自身、会社員を16年してきたこと、人事に10年携わってきたことから、特に企業の中で働く人を元気にしたり、人事の方を応援していきたいという気持ちを強く持っています。

一方で、私は、まだ小さい二人の子供を持つ母親であり、子育てと仕事を無理なくできたらという想いから、2019年4月より「働き方改革」と称して活動してきました。具体的には、新卒から16年お世話になった会社を退職したこと、twitterを始めたことが大きかったです。2018年にキャリアコンサルタントの資格を取得したので、そのスキルも活かせたらいいなと思っていました。当時はまだ「起業しよう」とまでは思ってはおらず、「自分の裁量で働きたい」とだけ漠然と思っていました。2019年は、行政書士補助者の仕事をしながらキャリコンとして後々の財産となる経験が出来ましたし、2020年は、コロナ禍の中でますます「無理のない働き方をしたい」という気持ちを強め、2020年6月からは「働き方改革・第二章」と称してフリーランスの道を模索していました。

2020年の後半、キャリアコンサルタントとして活躍する先輩とやりとりさせていただいているうちに、「起業したい」という想いが芽生えました。ですが、具体的に形にすることができず。2021年が明けてからは、「そろそろなんとかしなければ」という焦りから、行動が活発化しました。zoom等を使用したオンラインイベントへの参加が本格化したのはこの頃でした。そんな中、比企起業大学と出会いました。

比企起業大学へ入学した理由

「私のように、小さい子供を抱えながら、家業を継ぐでもなく、0から起業しようと考えて、今も継続している人っているのかな?」

要はそういうことです。活動報告会の中では、下記のようにお話させていただきました。

・何から始めていいか分からない
・身近にロールモデルがいない
・相談できる人がいない

上記3つの「ない」があって困っていたとき、比企起業大学と出会ったのです。

Planned Happenstance Theory

活動報告会の中で、私の人生を表す言葉として紹介したのがPlanned Happenstance Theoryでした。ジョン・D・クランボルツ氏の計画的偶発性理論です。私は、いくつかの偶然の出来事が、あたかも計画されていたかのようにつながるという経験を何度となく経験してきました。就職、結婚、転職など、大きなライフイベントの時もそうですし、日常の小さなことでも度々起こっています。みなさんはいかがですか?私の感覚では、「思い出す」という感じです。何かを見たり聞いたり体験したときに、以前見聞きした何かとつながる、そんな感覚です。「アンテナが立つ」とも表現できるかもしれません。実は比企起業大学との出会いも、偶然がつながって起きたのです。同じ地域で、子育て中で、起業を学び、現在ミニ起業家として活動している風間さんを見つけました。風間さんとつながるところから、全ては始まったのです。

2021/4 比企起業大学入学

そんなこんなで、比企起業大学入学に至ります。入学の決め手となったのは、オンラインで行われた「入学説明会」の時に受けた印象が大きいです。一つは、総長 関根さん・講師 風間さんの人柄。それまで起業関係の方に対してもっと近寄りがたいイメージがあったのですが、お二人はとても親しみやすい印象だったのです。二つ目は、関根さんからの自己開示情報。初めて聞く内容ばかりで、すごくリアルに迫っていました。三つ目は、参加者の私の話もたくさん聴いてくださったこと。説明会参加後、なんだか元気になったんですよね。四つ目として、安心感・信頼性。関根さんや風間さんのバックグラウンドの説明からそう感じました。五つ目として、卒業生のさおりさんとの接点を作っていただけたこと。小学生のママで、会社員から起業という近いバックグラウンドを持つさおりさんは、まさにロールモデルに当たりました。

比企起業大学で得られたもの

大学で得られた最大のものとして、二つお話させていただきました。一つは、「メンター本」。メンター本というのは、後から私がそう呼び始めたのですが、大学から指定される課題本のことです。毎月課されるのですが、私は大学・大学院と合わせると10冊の本との出会いがありました。この課題本が「メンター本である」と気付いたのは、2021年11月になってのことでした。11月に関根さんが「彩ニュース」というメディアの取材を受けた席に同席させてもらったんですが、その時に関根さんが仰っていたことがあるんです。

私たちはいつまでも側で教えてあげることはできないから。もちろん、相談に来ればのるけれども。そんな時に、本をメンターというか、拠り所の一つにしてほしいという願いがあります。

これを聞いたときに、「課題本は一度読んで終わりにしてはダメなんだ!」と改めて感じました。起業して何年も経つ関根さんですら、何度も読み返しているそうですし、それは関根さんの本の状態を見れば分かりました。

仲間

もう一つの得られたものは、仲間です。ここでいう仲間とは、同期はもちろんですが、講師の先生方や、卒業した先輩方、さらにそこから派生して出会えた方々のことです。全然違う業界、職種の人たちとの出会いがあり、それが私はとてもよかったです。同じ業界の人たちの中にいると当たり前になっている言葉や考え方を、別の業界の人たちに説明しようとする時にすごく頭を使いました。これはとても大事なことで、良い訓練になりました。お客様になる人は、同業者とは限らないからです。また、自分は無形サービス(形のないもの)を商品に据えているのですが、有形商品(形のあるもの)を商品にしている人もいて、そういう方と話していると、逆にヒントをいただけるというのも大きな発見でした。

またこの後、大学院に進学した後に私はドツボにハマるのですが、煮詰まった時の突破口を開いてくれたのは、仲間の存在が大きかったです。本当に感謝しています。

自主勉強会開催

「メンター本」と「仲間」をもっと有効活用した方がいいのではないか?と気付き始めた2021年7月、自主勉強会を立ち上げました。比企起業大学は大人の学びの場ですし、起業について学びたい人が集まる場なので、先生たちは何も強制をしてきません。もちろん勉強をサボったからといって怒ったりもしませんし。自分がいかに受け身やお客様意識を脱却できるかを試されているようにも感じました。

私は、2021年は「朝活」を活動の一つの軸にしていたので、朝5時で集まれる人がいれば開催しよう、いなければ一人でやろう、くらいに思っていました。蓋を開けてみれば、自分と同じように朝型の人たちがいて、彼らからは「開始が早過ぎる」という声はなく。これもやってみなければ分からなかったことなので、大きな発見でした。みつさん、典子さん、真弓さん、これからもよろしくお願いします。

2021/10 比企起業大学大学院進学

半年間学んできて助走がついている状態で、一気にその先まで進みたいという気持ちがありました。比企起業大学のゴールは「起業家マインドを得る」でしたが、大学院の終了時までの目標は「3社獲得」です。今思うと、すごいことだなと・・。私が「仕上がっている」かどうかに関わらず、「3社獲得」を大学院側がHPで先に掲げているのですから。(実際は、目標設定は本人の望む方向性に基づいて再設定できるものと思われます。)それをサポートする先生方のプレッシャーも半端なかったのではないかと思われます・・。(それは感じさせませんでしたが・・。実際どうなんだろう・・?)

単純に比企起業大学が楽しくてもっと関わっていたい、もっと学びたいという気持ちもありましたし、大学院て何するんだろう?という好奇心もありました。ぜひこの先のカリキュラムも受けてみたいなあと。今思うと、そうやってワクワクしていた時点で、まだちょっと受け身というか、お客様意識が残っていたのでしょうね。初回のゼミに参加するまで、どんなことをするのかよく分かっていなかったですし。もちろん聞けば教えてもらえたでしょうが。

約束合意

謎に包まれていた大学院ゼミでしたが、流れとしては、近況報告から始まり、読書会議、事業会議、約束合意というシンプルな形式となっています。今回は、大学院生が私一人だったので、講師の先生方4人が寄ってたかって、笑顔と温かい雰囲気の中で、本当に親身になって意見をくださいました。こんな機会はもう一生ないかなと思います。

ゼミの中で一番重要になるのが「約束合意」です。一か月後の次のゼミまでに達成する目標を、全員の前で約束するのです。これは私だけでなく、先生方も交わすのです。シンプルに聴こえるかもしれません。しかし、大変でした。

自分と向き合う

私は大学院で、法人3社獲得という目標を掲げました。その過程で、自分と向き合う大きな転機が二度訪れました。一つは、自分は営業が苦手だと自覚したこと。もう一つは、自分の仕事力の現状を目の当たりにしたことです。営業については、仲間に散々弱音を吐いて助けてもらいました。おかげで先生たちにも、ありのままの現状を打ち明けられました。それが自分にはまず必要なステップだったようです。2022年1月のゼミでのことでした。そのきっかけとなったのは、2021年12月のゼミで林さんから「りえさん、頭がほわほわしてきちゃってない?同期に朝活で話聴いてもらったりしてるの?」との一言でした。

自分のありのままを認めること。人に心を開くこと。薄々自覚していたことではありましたが、これらは苦手なことだったようです。同期の典子さんから言われたある一言が、自分を見つめるきっかけとなりました。この時から、先生たちとの信頼関係を自分からちゃんと作ろう、と思いました。先生たちは最初から一貫して私を信頼し、私の信頼を得る態度で接してくださっていましたが、私の方にまだ壁があったのです。栗原さんは初回のゼミで、「りえさんがすごい緊張してる」と仰っていました。見たら分かっちゃうものなんですね。(栗原さんは整体師でもあるので、体の強張り方は見た瞬間お見通し。)栗原さんは、毎回私の緊張を解きほぐそうとしてくれていました。それは表情や言葉から感じていて、「ああ~!お手間かけます~!」と毎回感謝しつつ、すぐ固まってしまう自分をもどかしく思っていました。

もう一つの、自分の仕事力というのは、例えば自分のタスク管理やスケジュールの見積もり方に関してです。社会人として10数年の経験を積んできていたにも関わらず、自分の仕事力の現状を目の当たりにして、そもそも起業は向いていないのではないかというところまで考えました。これが会社員の頃だったら、会社や誰かなど、不満を感じている何かのせいにしていたかもしれません。ですが、今はおかげさまで、周りには応援してくれる人しかおらず、不満を感じる環境的要因がありません。なので、仕事が思うようにいかない場合、自分の仕事力があらわになるのです。この逃げ場のなさが、痛気持ちいいというか、成長痛みたいなものなのかなあと味わっています。

法人顧客2社達成

2021年10月から今日まで、6社の皆様に面談の機会を頂戴しました。2022年3月5日の時点では、法人顧客を2社獲得しました。大学院は終了となりましたが、目標の期限は3月31日としているので、あと1社、粘り強く頑張っていきます。もちろん、それまでに達成できなかったとしても、継続して活動していきます。これは「終わりではなく、始まり」。もちろん、3社獲得がゴールなわけでもないのです。「ゴールを移動させ続ける」という学びも、1月の読書会議の中でありました。

ちなみに今回獲得した2社は、上記の6社とは別の比企起業大学関係の法人様です。関係者からお仕事をいただいていますが、社員と違うのは、一般的な会社にもともとある仕事(例えば、人事であったり、経理であったり)に就いているわけではないということです。お客様のニーズとこちらのやりたいこと・得意なことが一致するお仕事をおまかせいただいています。・・と偉そうに書いてしまいましたが、私のように実績の少ない駆け出しの人が新規でお仕事をもらうのは大変(と、関根さんが最後に仰ってくださいました。)なのと、安心して挑戦できる場を作ってくださっているので、とても有難く思っています。お仕事を受けながら並行して営業活動を行っていく感覚も経験させていただいています。

今後力を入れていきたいこと

今後力を入れていきたいこととして、「顧客づくり」「商品づくり」「自己表現」の3点を挙げてお話ししました。「顧客づくり」の過程でキャリアコンサルティングのスキルを活かし、「商品づくり」でも強みとしていきたいと考えています。当然、スキルそのものの継続的なブラッシュアップも必要ですが、私は、カウンセリングスキルと対話型組織開発の知見を強化していきたいと思っています。

3点目の自己表現については、相手に寄り添った上で客観的な視点でコンサルティングを行うキャリアコンサルとは相反するものになりますが、自分を思う存分表現する場を持つことも大切にしていきたいと考えています。それ自体は「仕事」とは呼べないかもしれないのですが、自己表現の場を持つことが自分の活力の源になっているので、広い意味で捉えるならば、これも仕事の一部(準備運動のようなもの、もしくはご褒美)なのです。

この約1年で行った活動
facebook LIVE配信 連続100日達成
note 100記事チャレンジ中
オンライン朝活・お話会 企画開催 82回

今後行っていきたい自己表現活動としては、現在楽しんでnote更新中の「学び続ける人材マネジメント」シリーズ。坪谷邦生さん著「図解 人材マネジメント入門」からの学びのアウトプット記事になっています。また、twitterを中心としたSNSでの発信も継続して行っていきます。朝活も、もちろんやりますよ(^o^)/夜活の楽しさも覚えた今日この頃なので(朝活とダブルでは無理ですが・・)、2022年もまた何かでぜひご一緒ください。

自分の叶えたいこと

最後に。私の叶えたいことって何だろう?そもそも何故起業を志したのか?ということについてお話しして締めくくりました。

最初は自分自身を元気にしたかったのかもしれない。自分が元気じゃないと、子供にも大らかに接する余裕がない。まずは自分を、そして家族を、友人を、仲間を元気に。それは巡り巡って、自分がのびのびと仕事できることにもつながっている。
自分が子供にしてあげられることは、自分が楽しんで働き、生きている姿を見せることかなと。それしかないと思っている。
「全てはつながっている」と、関根さんを見ていて学ばせてもらったことでもあります。

「自分を整え、元気に」が私の信条です。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?