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どうして同じお母さんから生まれたのに、妹と私はちがうの? 『全国こども電話相談室』

TBSラジオの『全国こども電話相談室』を聞く。
リスナーの子供たちからはがき・手紙で寄せられる相談や質問にスタジオの回答者が答えていく形式の番組。2008年に44年の歴史に幕を閉じたのだが、12年ぶりに特別番組として帰ってきたそう。

回答者のせんせいは、伊集院光せんせい、赤江珠緒せんせい、体操の小林よしひさせんせい。

めちゃめちゃ面白かったし、ついウルっとしてしまうシーンもあった。

印象的だったのが、伊集院さんがおっしゃっていたこの言葉。
「数年前にこの番組に出たときに『ちゃんと子供の疑問に答えていられるんだろうか』って収録の帰り道にひとり反省会をしてた」と。(ちょっとうろ覚え)

ちょうど先日の『あちこちオードリー』で、「いつも収録の帰り道は、その日を振り返って反省会をしている」とおっしゃっていて。

だから、当時から反省会をしていたんだなと驚いた。毎日ちゃんと振り返っていたからこそ、あの情景が浮かぶ話し方ができるんだな、と。

『全国こども電話相談室』の内容に戻る。
妹がいるお姉さんからの質問に対する、赤江せんせいと伊集院せんせいの答えがグッときた。

「同じお母さんから生まれているのに、どうして妹と私は違うの? 妹は積極的に誰かに話すことができるのに、私はなかなかできない」。

赤江先生は、それを「唯一無二」という言葉を駆使して答える。伊集院せんせいは、同じ親から生まれた兄弟でも性格が違うことを、同じ卵でも目玉焼きになったりプリンになったりすることに例えていた。誰かに出会うことで人は変わっていく、と。

子どもだけではなく大きいお友だちも楽しめる内容。質問の鋭さに学ぶことがたくさん。まだのかたはぜひ聞いてもらいたいなぁ。


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