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最早Z世代で一番人気なSNSはXでは無い? 2023年のSNS利用率について語る

今年はまさにSNS界隈での動きが多かった年となりましたが、やっぱり国内でも少しずつSNSの利用率に変化が現れているのでしょうか?
サイバーエージェント次世代生活研究所はこのほど2023年のSNS利用率調査を発表致しました。

こちらの調査、実は去年まではX(去年の調査時点ではまだTwitterでしたが)が最も多くZ世代に利用されていましたが、今年はInstagramがTwitterから名前を改めたXを抑えてトップに立ちました。
加えて最近になってZ世代を中心に人気が高まっていたTikTokも去年から大きくシェアを伸ばしています。
その上の年代はまだ僅差ながらもXがリードしていましたが、30代以上になると利用率は大きく低下し、加えてTikTokも20代以上の利用率はかなり低かったです。

さらにどのSNSも男性よりも女性の利用率の方が高かったですが、大学生以上の男性はXがその他のSNSをリードしており、ビジネスや情報収集の面においてはまだまだXが必要不可欠な事が分かります。
ただ女性はどの年代でもInstagramがトップに立っており、特に30代以上はXに対して大きな差を付けていました。

また年代別のSNS認知率についても合わせて発表されましたが、上位3つのSNSとFacebookは認知率が100%近くに達しているものの、TheadsやDiscordなどの認知率もZ世代では5割を超えていました。
しかしどちらもその上の世代は認知率がまだまだ低く、Xからの移行もあまり進んでいない事が分かります。
個人的には今回のSNS利用率調査には入っていなかったnoteの利用率や認知率も気になりましたけどね🤔。

ついでに定期的にXの利用状況を調査しているナイル株式会社(Appliv)のプレスリリースによると、Xから他のSNSへの移行を検討しているユーザーも減少に転じており、現状ではとりあえずXのアカウントを維持したまま、Xでは対応できなかったり語れなかったりする事が有った、もしくはXで通信障害などが発生した時に他のSNSも併用して行くという使われ方がまだまだしばらく主流になりそうです。
それでも今後Xが本格的に有料化されれば、そのような使われ方にも変化が起きるかもしれませんが🤔。

あと今回のSNS利用率調査では居住地別のSNS利用率も合わせて発表されましたが、Z世代では特に地方でTikTokの利用率が高いという事が分かりました。
このような結果となった詳しい理由は分かりませんが、地方ではZ世代が楽しめる娯楽施設が少ないので、TikTokが何時でも何処でも気軽に楽しめる娯楽として若者の皆さんに親しまれているのでしょうか🤔?
ちなみにその上の世代では特に首都圏でXが強かったので、やっぱりXはビジネスや情報収集の面では必要不可欠なSNSみたいですね🙂。

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