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風向きが変わった5月のファイターズ。鈴木健矢「中4日」に、思ったこと。新庄監督は、自らの殻を破れるのか。

4月24日に上記のnoteを書いてから(もう1ヶ月たっちゃった!😲)
ファイターズの風向きは変わった。
3カード連続勝ち越し、5月13日から、新庄監督デザインの赤黒ユニフォームになってさらに快進撃の4連勝。負け越しは、最小3まで減少した。

5連勝と「限定ユニで6勝2敗だったら、もう一度着たい」という新庄さんの熱望をかけた5月21日オリックス戦。ファイターズは、同じ週の火曜日に登板した鈴木健矢を「中4日」で登板させる。

結果的には失敗。10対4で大敗。
「試合を作ってもらいたい」と中4日の理由を話していた新庄さんだが、この日はどうしても勝ちたかったはずだ。話題性抜群だった赤黒ユニの「新庄ファイターズ」の勢いを止めたくない、このまま勝って大きな波に乗りたい。通常ローテのメネズを信頼しきれず、自身がアンダースローに転向を示唆して以来、防御率の低い結果を出している鈴木健矢に賭けたのだと、わたしは見ていた。

新庄野球は「ギャンブル野球だ」
とハムファンの方に教えてもらったことがある。
「勘ピューター」とかいう言葉と、まあ意味内容は、同じだろう。

当たるも八卦当たらぬも八卦。

この日は、外れの方に出た。それは仕方ないにしても。自分で賭けたくせに「中4日だろうが5日だろうが6日だろうが」という発言はないだろう。
「中4日でも試合を作れる」投手として選んだのは、監督でありチームなのだ。反省するべきなのに「そういうこともある」で片付けるなんて、無責任だよ(いつもだけど)

わたしは、このゲームの後、次のカードのホークス戦は。3連敗ありだなと心の中で予想した。新庄さんのテンションは下がったし、逆に中8日にされたメネズに影響が出ると思ったからだ。

「ダルビッシュくんが中4日で出来るんだから鈴木健矢でも出来る」って、そもそもおかしな比較だよね…むしろメネズがメジャー経験者なんだから、中を空けすぎるのはどうなんだよ?って矛盾を感じないのか…。

そしてまた結果は、フォアボールを連発して、負け。
「四球が大嫌いな新庄監督」もイメージ定着してきましたが、予言しておくけど、大嫌いだ言えば言うほど、ファイターズのフォアボールは増えるであろう。人は言葉に引きずられる。
ファンもそういう目で見る。
「また新庄の大嫌いなフォアボールだ」
不思議なことに、そうやって意識化されればされるほど、現象化されるんだよね。なんでか知らんけど。

そんなこんなで、次戦の上沢くんでも負けてしまい、オリックス戦からは3連敗。せっかくの4連勝も振り出しに戻るところだったが、3戦目は、加藤貴之で勝って、また踏みとどまる。

「この勝ちは大きい」と新庄さんの言う通り。ここで負けたらずるずる交流戦前に借金が増大しただろう。

鈴木健矢の「中4日」作戦は、大胆なようで、新庄さんの小心さが出た作戦でもあるなあとも思った。勝ちたいという欲を優先して、こう言ったら健矢くんに悪いけど「自分が成長させた」と確信できる子飼いの選手を起用する。えごっしーもそうですが、どうしても自己投影から逃れられない。
他者を信頼しきれない。外部に恐れを感じ、殻に閉じこもってしまう。

 それが、わたしの感じている新庄さんの特徴で、だからこそ、赤黒ユニみたいにおもむろに自己投影されたイベントが、勝ちゲームになって成功すれば「みんなに認められた💕」ノリノリ開放感が出て「勘」も冴えるのだが、拠り所は本来、それではない。現実が、必ず立ちはだかるーの繰り返し。

昨日、5月27日、鈴木健矢は、「中5日」で登板した。5回3安打無失点で勝ち投手になったが、フォアボールは4個。どう判断するべきか…。
(文中敬称略)

あ、あと5月に入って、平日でも観客席が埋まってるエスコンフィールドですが、めっちゃチケット配ってるんです。札幌市と提携して区の広報誌に招待応募を載せてるし、いろんなパターンで配っている。
東京時代の日ハムだって肉屋さんにただ券を置き続けた。それをもらって東京ドームに行く子どもたちもいた。
とにかく一度は来てもらいたいだろうし、来場すれば、何かしらお金は落としてもらえるわけだしね。スタンドが埋まれば、新庄さんもチームのテンションも上がるしね。
わたしは、まだ行ったことないです。7月2日に初めて行く予定😀














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