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暦の上では..|「啓蟄」を味わう。

冬ごもりをしていた虫たちが目覚め
地中から出てきて活動をはじめる頃
啓蟄(けいちつ)。

湿りがちな天気が多い3月。
先日は都内でも珍しくうっすら雪がふりました。

年末に植えたチューリップ
雪予報とは知らず 朝あわてて鉢を軒下へ運ぶ

雨の日の散歩
静かな雨が土や木々を潤してくれる

枝からちょこんと葉っぱが
つぼみのはじまり
アジサイ
昨年のガクが残ったまんま
まもなく季節が一巡する

雨上がりに差し込んできた光は
もうすっかり春の日差し。

春らしい陽気を感じられる日は
もうすぐそこまできてますね。

■ミモザを飾る

気分転換したい時にすることの一つ
掃除。

アンニュイな日曜日。
窓まわりを掃除しよう!と思い立つ。

窓辺にさがってるクリスタルガラスを
掃除の間だけ外そうとすると…

バラバラバラバラバラーーー

紐が根元から切れてしまい
クリスタルや大量のビーズが
床にばらまかれてしまった。
一瞬の出来事。

…はぁぁぁ

義妹ちゃんが引越祝いにくれた品で
かれこれ10年は飾ってるから
紐はもう寿命だったんだと思う。

とはいえ私が手に取らなければ
まだ切れることはなかったんだろうし
余計なことしてしまった感は否めない。

なんか上手くいってない時って
よかれと思ってやることが
ことごとく裏目にでてしまう。

小さなことだけど
日々こんなことの繰り返し。

床に飛び散ったパーツを片付け
窓枠とカーテンレールを水拭きして
掃除を終える。

コーヒーブレイク。
徒労感が半端ない。

ぼんやり窓の方をみると
今まで当たり前のようにあったものがなくなってて
急に寂しい気持ちになってしまった。

ぽかんと穴があいた感じ。
色んな光に満たしてもらってたんだなーと気づく。

…はぁぁぁ

あまりに窓辺が味気ないので
玄関に飾ってたミモザのドライフラワーを
カーテンレールにひっかけてみた。

これはこれでいい感じ。
期間限定で楽しむことに。

黄色い花は明るい気持ちになれるのが好き
ただ花やら花粉やらポロポロ舞ってくるから玄関向きかな

ミモザの花言葉を調べてみたら
いろいろあったけどメインは「感謝」。
なんかピッタリ。

バラバラになってしまった飾り物も
大きなクリスタルだけは手元に残すことにした。

より大切にしたいなと思う。

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