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写真のうた|平間至展にいって。

NO MUSIC, NO LIFE.

タワーレコードのポスターをはじめ
多くのミュージシャンの撮影を手がける
写真家の平間至氏。

音楽好きにはたまらない
展示会へ行ってきました。

入ってすぐのところに
タワレコポスターがズラリ。

のっけから見応え満点。

(写真はすべて撮影OKゾーンのものです。)

モノクロ写真+キャッチコピー

ポスターを製作するにあたって

インタビューをしたり
たくさん写真を撮っていると思うけど、

得たものをどんどん削っていって
最終的には

一枚の"写真"と
数行の"コピー"で
そのミュージシャンを表現する。

本当プロってすごいなーと感じます。

この日のMYベストポスターはこちら。

二人ともこんなに
やさしい表情するんだーとうっとり。

いつだってOh Yeah! って叫んでれば
きっとうまく行くさ。
Oh!  Yeah!
(チバユウスケ)

ロックって
伝えたいことがしっかりあって、

怒りをぶつけたり
想いの丈をぶつけたりするもの
なのかなと思うけど、

叫ぶ内容よりも
叫ぶこと自体がロック!

と言っているみたい。

ソワソワ、ドキドキ、ダルダル、
ウキウキ、ワクワク、モヤモヤ、

何かを感じたら
Oh!  Yeah! と叫べばいい。

何でもいいから
声に出してみようよー

そしたらきっとうまくいく。

チバユウスケさんは
どこまでもやさしいな。

そしてこの写真を見ていると、

自分の心の中にある
不安や寂しさをやさしく
笑いとばしてくれるかのようで
すっと楽になれる。

音楽と一緒で、

写真を通じ、
言葉を通じ、
その人とつながれて
パワーをもらえるところがいいな

とつくづく感じました。

タワレコポスターをあとにして
次はポートレートゾーンに。

音楽が聴こえる
平間氏の作品
がズラリ。

その時代のカルチャーを
感じられるものも
たくさんありました。

敬称略、以下感想

トヨエツ
ピチカート・ファイヴ
くわえタバコの色気が半端ない

ヒロトの目力は
80年90年代骨太ロックの象徴

サンボや銀杏BOYZは
シャウトと爆音が聴こえてくる

SPEED、安室奈美恵は
あどけなさの中に
時代を創るエネルギーがあふれてる

わたしを音楽の世界に
引き込んでくれた
小沢健二、小山田圭吾を見ると
当時の心のざわつきが甦る

--

写真をみていると
その時代に引き込まれ、

わたしって良い時代を
生きてきたんだなー

そんな気持ちにもなれました。

次は平間氏の撮影した
写真が使われている
雑誌表紙やCDジャケコーナーへ。

ここもあつい。

学生時代、雑誌は毎月チェックしてたから、
このラインナップを見れるだけでテンションアップ。

小山田くんといえば、
このアンニュイな表情。

オザケンは永遠の王子。
フリッパーズ、リアルタイムで聴きたかったな。

紙ジャケは
見ているだけでワクワクする。

最後は現在平間氏が手がけている
写真館で撮影された写真の展示で
フィニッシュ。

平間氏の写真を通じ、

音楽っていいなー
人っていいなー
家族っていいなー
一生懸命いきてるっていいなー

そう思える素敵な展示会でした。

ロックが好きな方
写真が好きな方
人が好きな方
平間至展、オススメです!


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