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Why so serious? ~大阪マラソン2023~

己に嘘をつけない競技

 走り終えました。大阪マラソン2023。今年度は神戸・奈良・大阪と3回走り抜きました。ブランクあるのに無茶やったなと思います。

 スタート前に森脇健児が仰っていた通り。練習を重ねた分だけの成果が出るし、さぼった分だけ落ちる競技です。誰かと勝負して勝ち抜くわけではなく、自分が完走できるか、どれくらいのタイムが出るかの戦いなのですから。言い訳は通用しません。

 もちろん言い訳するのは勝手です。最近仕事が忙しくて平日は練習できませんでした、と私も周りに言っていました。だけどそれで痛い目を見るのは自分だけです。今回も残り10km地点でひざが痛くてたまりませんでした。

 心肺機能はまだまだいけそうなのにひざが動かなくなったので、筋トレも足りないと思うのですけど、もう少し体重を軽くした方が良さそうです。

 別に私は太ってはいないのですけど、中途半端に筋肉質で、在宅勤務になってからはサブ4を出せていたピーク時よりも脂肪は増えたと思います。在宅だと昼食を手早くしようとして、麺類とかレトルトカレーとかに偏るんですよね…。間食も増えるし。

 来年も挑戦するなら今から減量を考えるか。

応援してもらうのに慣れていない男

 今回特別だったのは、相棒の有希さんが、ご両親・甥っ子と共に応援に駆けつけてくれました。何と、自分の為の応援に誰かに来てもらえたのは今回が初めてです。

 昨年12月の奈良マラソンは、仕事で繋がりのある人が奈良に住んでいるので「応援よろしく」と伝えたら、地元が交通規制になるのがわずらわしいので当日は奈良を離れると言われ衝撃を受けました。(地元民の偽らざる本音だと思いました)

 だけど、てっきり我らが拠点のある心斎橋か難波あたりにいると思い込んでいたので、御堂筋を必至に探したけどいないなと思っていたら、思いがけずちょうど半分の地点のなにわ筋にいたなんて。

「InaTy~!」

 って聞こえたような気がした、と思った瞬間には通り過ぎてしまっていました。

 あそこが折り返し地点で本当に良かった。折り返したところで有希さん達を見つけて大きく手を振りました。
(ゴール後、一同が通り過ぎた私を必至で探している画像が送られてきました)

 もし来年も大阪マラソンに出る機会があり、また応援に来てもらえるなら、今度は立ち止まって皆で記念撮影を撮ろうと思います。今までああいうの見て「走りに集中せんかい!」って思ってたけど、今では気持ちがわかる気がしました。

 それでも、自分を応援しに来てくれる人がいるというのはとても良いものです。あの時、確かに力があふれて来ました。そんな大阪マラソンと応援に来てくれた皆さんに感謝し、再びRiezonマラソン部で5kmでも良いから出たいと思います。何なら甥っ子さんも一緒に出るかね?

僕の似顔絵はマラソンランナーというイメージで
描いてもらったよ (作画:Rがはく)