明け渡す生活

東京の感染者が連日50人を下回り、緊急自粛要請もゴールが見えてきた
3ヶ月続いた休校もこのまま順調にいけば終わる

学校に行かない子どもとの生活期間は
親はほぼ子どもに時間を明け渡している
それはまるで赤ちゃん時代を彷彿させるよう
小学校卒業して、子どもがこんなに家にいることはほぼないし、息子の障がい特性は一人で友人のところへは遊びに行かない
ベタベタはないけれど彼のルーティンがずっと続いている

その苦しさはきっと経験しないとわからない

夫に話しても「俺は働いている」で終わり

こぼしただけ無駄になるので

必然的に期待しないことになる

「こんなに子どもと一緒にいられるのは二度とない」というきれい事を語る気持ちになる日と
恨み節を言いたい日
波のように過ぎていく

中庸にもどろう

バランスを戻そうと

部屋を閉じて一人になる

こぼした者が悪者なのか

ひっそりと苦しんで

また日常に戻る

みんな頑張っているのはわかってる

私も限界まで頑張っている

と思ったら、まだ限界じゃないらしいと

日々限界を更新するのだった(笑)

おわり。

生パクチー

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