ただ泣きたくなるの

中山美穂さんではないが、今そんな気分である。私は最近、「あるテーマ」に固執している。本日の午前中は、ずっと「そのテーマ」について頭を巡らしていた。その時は気づかなかったのだが、先ほど夕食を食べていたら、ふと「あること」に気づいてしまった。

もちろん、その「あること」は、私の解釈にすぎない。それが正しいという保証はない。しかし、私の解釈通りならば、あまりに重く、辛い気持ちになる。私自身の人生とは全く関係がないが、それを「知ってしまった」以上、平気な顔をしていることはできない。

私のような、責任感の欠片のない半端者には、本当重荷である。「仕事」と言った以上、完成させなければ意味がない。いやはっきり言うならば、「仕事」である以上、世の中に届かなければ、ただの自己満足でしかない。もちろん、実力がない以上、目的を達成できず、討ち死にするかもしれない。それはそれで、致し方ない。

私の力など、微々たるものである。誰かから頼まれているわけではない。そもそも、私にその資格があるかどうかは分からない。誰にも頼まれてない以上、しれっと投げ出してしまえばいい。しかし、私がその「あるテーマ」について、声を上げないことは、不誠実の極みである。私が「ただ泣きたくなる」まで心が動いたという事実に対して、唾を吐きかけるような行為だからだ。

これは、「私がやるべき」仕事、なりわいなのだ。現在は、「あるテーマ」が何かについては伏せておく。しかし、いつまで経っても、その「あるテーマ」が形にならなかったら、それは、私が日和った証である。その時は、「改めて」私を軽蔑してもらっても構わない。大袈裟に聞こえるかもしれないが、本当にその通りだからである。




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