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高齢者 スクーターに乗りたい

患者様「え?スクーターに乗っても良いんですか?(治ったら)」
私「え?乗らなくていいの?(治ったら)」
患者様「乗りたい!!!!(治ったら)」

高齢者にとって、移動手段の剥奪は死活問題
どうも、理学療法士のツネです。
理学療法のこと書かないつもりなので経過だけ追っていく日記です。

70代 女性
お買い物帰りにスクーターから降りようとして転倒。
おしり尻もちから胸椎圧迫骨折して入院。

幸いコルセットを装着すれば歩行はできるレベル。

先日このような話を患者様と一緒にしました。
課題は山盛りだけどさ、まあ、乗ってもらえるように支援したいよね。

スクーター(重い)を押して歩いたり、
スクーターの車輪止めを固定できるか、
乗り降りのときにこけないか、
お買い物(多分3〜4kg)を置いた状態で乗れるかなど

色々と確認事項は多い。


若人(←言い方がオヤジ)はね、一回くらいこけても
コケたねw で済むんだけど

高齢者のコケたは下手すりゃ生活範囲の激減になります。

前科(過去に転けて怪我した)一犯扱いになるのが医療現場ですよ。あと、医療現場で転倒させたら始末書もんってのもあるから医療者はめっちゃ嫌がりますw

ですので、患者様側、医療者側、なんなら家族巻き込んで本気で取り組まないとスクーターは本当に夢潰える状態。

さて、どのように根回ししていこうかなw

医者には・・・
看護師には・・・
助手さんには・・・
学生には・・・

ぐふふw

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