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リハビリ職の地域支援事業について

最近では、市町村の介護予防の一環で、地域支援事業というものにリハビリ職も参画している。介護保険を使うか・使わないかの微妙な時期から介護予防をすすめましょうということで介護が必要となる時期を減らすということである。そのためにリハビリ職の知識・技術を活用して、ようするに地域の人にもリハビリを提供しましょうということ。

私も、数年前から病院に勤務していながら市町村の地域支援事業に参加している。勤務している病院の協力はあまり得られないので、自分の休みを使ってる。これは勤務しているところによって違うらしい。きっと一番良いのは病院側も自分の市町村には協力するということで病院勤務のまま市町村に関わらせてもらえるのがいいだろう。

市町村でのリハビリってあまりイメージつかないかもわからないが、どんなことをするかというと多岐にわたる。リハビリの仕事ってイメージは手取り足取り、体を動かしてるかもしれにない。でも市町村で求められてることは、この人が弱った原因は何か、よくなるのか、ならないのか、よくなるなら何をすればいいのか。っていう知識。

実際になにをするのかというと私の場合は、

①事例をあげてもらって、改善策のコメントをする

②おうちなどに訪問して、実際にこんなことしたらいいんじゃない。という話をする

③地域の高齢者や、その援助者相手に、介護予防についての講演をする

まぁこんなところ。

最近ではリハビリ職もこんなことをしている。でもほかの職種や、もちろんリハビリ職じゃない人大勢、こんな事実はしられていない。この間も、病院のほかの職種と話しをしていて、市町村支援事業に参加しているという話をすると、そんなんやってるの、すごいねー。そんなこともするんだねー。という話になった。病院勤務のリハビリ職も病院内だけの仕事じゃなくなってきてる。いろんな働き方がある。


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