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帰国子女受験 Digital SAT 対策 3ヶ月で1100が1400越えする方法 Part1

初めまして!
マイクと申します。

本日は帰国子女受験をする方、また海外への留学を考えている方が
応募する際に必要なテスト、「SAT」について話していこいうと思います。

この投稿を拝見している方の中に、「SATとは?」と思う方もいらっしゃると思いますので、SATの概要についても詳しく説明させていただければと思います。

内容が長くなるため、3つの投稿に分けて投稿します。


SATとは

SATとは、アメリカのCollege Boardという教育機関が運営している
大学受験のための試験であり、日本の大学共通テストのようなものです。
SATの他に、アメリカではACTという学力テストがあり、
北米ではこの二つのテストが主流とされています。

カナダとアメリカに留学し、実際に両方のテストを受けた私は、
SATの方が日本人は取りやすいと考えます。

理由は主に二つあり、
1. セクションの数
2.SAT の digital化

SATは
- Reading (読解問題、文法、ポエム)に関するセクションと
- Math(日本の高校数学よりはるかに簡単な問題)の
二つのセクションから構成されています。
Reading で800点、Mathで800点
1600点の構成されるテストです。

一方でACTは
-(English)英語
-(Reading)読解
-(Math)数学
-(Science)理科 という4つのセクションから構成されています。

ACTは正直日本では有名ではなく、
尚且つ対策範囲がSATと比べて広いため
多くの人にとって対策しにくいテストです。

また、ACTでは
ひたすら長い英語の文章を読まなくてはならないため
体力の消耗が激しいです。

新形式 Digital SATとは

帰国子女受験に使った点数 

SATは日本では2023年の春より紙ベースのテストから
各自のコンピューターを使用する
Digital SATへとリニューアルしました。
アメリカでのDigital SATへの変更も最近ですので、
まだテスト対策の動画や教材も
旧式のSATと比べると
公開されていません。

このようにまだ対策法や教材があまり日本では普及されていない Digital SATですが、以前の紙ベースのSATと大きく変わる点が2つあります。

  • テスト時間
    旧式のSATではテスト時間が4時間近くの長丁場でしたが、新式であるDigital SATは、約2時間となり受験者への負荷が減りました。

旧SATとDigital SATの比較

また、一つの問題にかけれる時間も20〜30秒増えたため、以前に比べて時間をかけて解くことができます。

  • アダプティブテストへの変化
    アダプティブテストとは、SATの問題を解答する際に、その問題が受験者のレベルにAdapt(適応)されるテスト形式のことですDigital SAT では、Reading section、Math section 問わず二つのModule(モジュール)に分けられます。どちらのsectionもこのModule1, Module2の意味を理解する必要があります!                                                                 

例えばReadingセクションのModule 1での正解率が 22問中10問の場合、次のModule2の問題は比較的簡単になります。
「Module2 簡単じゃん!」と思うのは自分のModule1での回答率が低い可能性があると言えます。
もちろんModule2の簡単なバージョンを受ければ点数は自ずと低く設定されます。

点数の使われ方

Digital SAT の試験で受けた点数は主にアメリカやカナダの
大学へ出願する際に使われます。
コロナ禍の後にDigital SAT等の試験の点数の提出を
任意にした学校もあります。
2024年現在では多くの大学が
これらの試験結果の提出を
任意にする大学もある一方で、
提出を義務付ける大学も多くあります。

ちなみに、日本国内の大学に
帰国子女として受ける場合、
ほとんどの大学で、
Digital SATの提出を求めることがほとんどです。

今回の投稿では、
Digital SATはどういうものなのか
ということについて語らせて頂きました。
次回のPart2 では、目標とされる点数と私のSATでの軌跡について書いていきます。

お楽しみに!


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