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「動的に生きるのが好き」フットワークを軽くした出来事。

今でこそ行きたい場所へは一人で行くことが多くて、元から極端にフットワークが軽かったのかと思われがちだけど、そういうわけでもない。
さまざまな景色や人と出会って経験したいと思っている反面、出会いと別れと移動の繰り返しも懲り懲りだと思っている。
そもそも幼少期は人見知りだし、別にいつまでも一人で旅していたいわけでもない。(笑)

そんなことを思う2023年の最終月からは、新たなスタートを切る。
また始まりと終わりに挟まれてしまったので、自分のフットワークについて書き残してみます。

一人で知らない場所へ行きはじめた発端

高校生時代、同級生からは空気扱いを受けることもあった。

ある意味自立できたし、勉強に向き合うけどサボる日もあった。
放課後のほとんどはアルバイト先で楽しく過ごしていた。
別の高校へ行った中学時代の友人にも会っていた。

そして当時流行っていたコミュニティサイトを使って同じ趣味を持つ仲間とオフ会で会ったり、当時好きだったアイドルのコンサートへ一人で行って、友達を作った。
地元の高校という狭い人間関係に捉われず、大学生、専門学生、社会人、違う地区の高校生と仲良くなった。

思い返せばその環境があったから、一人で行きたい場所へ行けるようになったんだっと思う。
このコミュニティで広がった友人が、大人になってからも連絡を取り合う仲だったりもする。

行きたい時に行かなかった後悔

22歳の頃、ある決意をした矢先に自信がなく行動しなかったことがある。

結果として行動しなかったこと、途中でやめたことを1年半もの間引きずることになった。
「あの時他人の意見を鵜呑みにせず、自信のなさに甘えずに行動すればよかった」と毎晩思うような日々が続いた。
後悔の渦から抜けられなかった当時の私は、今さら1年半前の話をするような恥を捨て連絡するべき人に連絡し、行動を起こした。
行動を起こしたことによってすべてが変わり、今こんなにもたくさんの経験ができている。

やる後悔とやらない後悔の大きな差を痛感した出来事だった。
自分の挑戦したいことに素直に従うようにしているのは、もうあんな後悔をしたくないからだと思う。
たとえ不安要素があっても。(笑)

経験できたはずの時間だけは絶対に戻ってこないことを重々承知したうえで、後回しにするのか今すぐやるのかを考えた方がいい。
勢いで行動したせいで悔いることもあるけど、思い出すことはほとんどない。

海外で鍛えられたメンタリティ

旅好きといえば、何年も住まいを決めずに旅し続けてる感じに聞こえる。
私はそれほど旅をしていないし、行きたいからどこへでも飛んでいくようなこともしていない。
そんな余裕も度胸も、正直ない。

ただ、初めて海外へ行った時の感覚、イタリア滞在で毎日孤独だったり困り事が途切れないのに何故かワクワクした日々は本当に人生を大きく変えた。
23歳まで日本から出たこともなかったのに、憧れの海外旅行はすっ飛ばして、メンタル勝負のような海外デビューだった。

現在の私が転々と暮らしを変えたり、行ったことのない場所へ事前調査もなしに行ってしまえるメンタルは、完全に海外で鍛えられたもの。

行ってみればなんとかなる。
行ってみれば想像よりも好きになる。
行ってみてから次を考えればいい。

その繰り返し。

いろいろな不安要素は置いておいて、メンタルだけで動いてしまっている。
ただ、そうしている自分が今は好きなんだと思う。

たくさんきっかけはあるけど、大きなポイントはこの3つなのかな。

正直、良いか悪いかでいうと落ち着きがなさすぎると思う。
生き急いでいるようにも感じるし、今までに何を得たのかも解明できていないような気がする。

総じて、楽観的とも言えるし適当とも言える。
でも動きたいように動いている自分を見て、面白がってくれる人がいることを知って、違うからこそ面白いんだなって考えられるようになった。

人と自分の違いを面白がることで、自由に動くことができるようになった。だから経験したことを新しい地で共有したり、そこでまた学んだり刺激し合ったりできたらいいなと思う。

自分が動き疲れて静かな日々を始める時に、どんな気持ちになるのかが楽しみだ。


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