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娘とのカフェtime

 小さい頃からカフェの大好きな娘。
 カフェデビューはホテルのケーキ屋さんでした。1歳半の頃もちろんケーキはまだ食べられないので、同じホテル内にあるパン屋さんのパンとミルク(牛乳)です。お世話になった方がお仕事で他県から出張でこられていて、ホテルでの会議の合間にごちそうして頂きました。いつもと違う雰囲気を嬉しそうにたくさんおしゃべりしていました。
 その次は、1歳10カ月の頃初めて飛行機に乗って家族で東京へ遊びに行きました。三鷹の森ジブリ美術館の麦わら帽子でホットミルクを頂き、夜泊まったホテルに直結していた池袋サンシャインシティーの展望台のカフェでもミルクをのみながら夜景を堪能しました。
ミルクしか飲んでいませんが(笑)すっかりカフェにはまった娘は少しおめかししておでかけすると
「今日カペ(カフェ)行く?」と聞くようになりました☕︎

 もちろん毎回は行きません。旅行やちょこっとしたお祝い事以外であまり外食をすることはないので、娘の大好きなカフェも年に4~5回くらいです。2歳頃から幼稚園の頃はミルク(アイス・ホット)とスコーンがお決まりのセットでした。ホットミルクにはちみつで絵が描いてあると大喜びで絵が崩れるのを惜しそうに飲んでいました。

 息子は紅茶が大好きで家でよく一緒にお茶を楽しむのですが、カフェにはあまり興味がないので、娘が小学校へあがる頃からお出かけすると男子チームと女子チームに分かれて1時間くらいそれぞれ楽しむ時間を作って娘と二人きりのカフェ時間を楽しむようになりました。そのころから少し甘いものにも興味が出てきてケーキを選ぶようにもなりました。食事はしっかり食べるのですが、甘いケーキを1個食べるのは甘すぎて難しかったようで、1個のケーキを食べきれるようになったのは3年生くらいだったかもしれません。それまでは、シェアして食べていました。
 
 今ではその時の気分でケーキ、パンケーキ、フレンチトーストやパフェなど楽しんでいます。

 娘と二人きりで特別な場所でおしゃべりする大切な時間です。

 娘は3年生の2学期教室へ行けなくなりました。最初の2日間は疲れているのかな?と思いましたが夏休みをにこにこ過ごせていた娘の顔から急に笑顔が消え、これはただ事ではないと感じ、娘の心と会話をする日々が始まりました。

 担任の先生とうまくコミュニケーションが取れず、お友達からの意地悪が続き、次第に教室へ行けなくなってしまいました。1学期からうまくはいってなさそうだな?とは感じていましたが、担任の先生を信頼できなかったということが一番の大きな要因だったように思います。
 
 そんなときも娘と私の心を癒してくれたのはカフェでした。笑顔が消えても食欲だけはおちることはなかったので保健室へ登校して毎日早退して10日に1回くらいそのころはいろんなカフェに娘を連れて行き、娘の食べたいものを一緒に楽しんでいました。

 教頭先生や保健の先生、図書の先生、仲良しのお友達にたくさん助けてもらい少しづつ教室へも行けるようになり、保健室で給食も食べ、1日学校にいられるようになり、3学期から頑張って自分の意志で学校へ通えるようになり、保健室を卒業しました。

 文章で書くとさらっとなってしまいますが、4ヵ月の日々は娘にとってとっても大切なわたしにとっても大切な日々になりました。

 おいしい飲み物とスイーツは心を癒してくれますね。おいしい飲み物、スイーツを食べに出かける元気があることも私たち親子の心には大切なことのように感じます。娘とのカフェタイムはこれからもわたしにとって特別な時間になっていくと思います。

 最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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