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手帳は毎日書かなくてもいい!書かない日があってもいいんじゃない?

 こんにちは! ピンキストりいたです。

 ここ二三日、手帳を書く気力がありませんでした。
 毎日手帳に日記――ライフログや読書記録など本当に何でも書いている私でも、手帳タイムをする気力がない時があります。
 そういう時は潔く「書かない」という選択をします。無理に書いても楽しくないんですもん。思い切って「辞める」選択もありだと思っています。

 さて、そもそも何故書く気になれないのか。
 それは私の気分が落ち込んでいる、というのが一番の原因です。
 そうなんです。気分が落ち込むと「書く気力」が失われてしまうんですね。無理矢理書こうとしても、一言二言出てくるだけで続かない。楽しくない。
 私が手帳タイムをする上で重視しているのは「楽しい」ことなので、楽しくない時点で心が折れてしまいます。
 どうして楽しくないのか、を考えてみました。
 私は数ヶ月前に、手術のため二週間程入院しました。勿論、万年筆やシール、マステ、はんこ等、手帳道具はガッツリ持って行きましたよ。それなのに殆ど開かなかったのです。ガッツリ手帳タイムが出来たのは入院初日、手術の前日でしたのでまだまだ元気な頃のみでした。
 手術直後は両腕に点滴が繋がれて寝たきりだから当然手帳を開くことは出来ません。こちらは想定内。
 二日後落ち着いてきて点滴が外れても手帳を開きませんでした。切開したところが、痛み止めを飲んでも慢性的に痛いし、吐き気もするし、つまり動く気になれなかったんですね。ここまでは精神的にというより、肉体的に動けませんでした。まあ、術後直ぐに動けるようにはならないと判っていたので、こちらも想定内としましょう。
 問題はここからです。
 数日後、痛みは大分引いて吐き気もないのに動く気になれませんでした。これは精神的負担が原因です。
 二週間の入院と書きましたが、本来は一週間程度で退院予定だったのです。それが手術中に色々あったようで他の臓器が傷ついてしまい、そちらの治療の為に退院日が延期されてしまったのです。
 そもそも一週間の入院でも長いって思っており、それが更に延期してしまったものだから私の気の落ち込み様は酷いものでした。一刻も早く退院したかった私は、落ち込んだ気分を上昇させることが出来ずに「何かをする」ことが全く出来ませんでした。
 読書家を自負している私が読書も出来ない有様です。正に無気力。本当に何もする気が起きないのです。
 入院と手術って記録に残しておきたいことって沢山あるじゃないですか。痛みの度合いだったり、薬のことだったり、病院食のことだったり、ネタ満載です。それなのに何も書いていない。何も記録していない。
 普段の私からは想像出来ない事態に陥っておりました。

 先日、二三日手帳タイムをする気力がないなあと思っていたところ、そういえば入院している時も全くしていなかったなと思い出したのです。
 気分が落ち込んでいる時は、無気力になるので筆を執ることが寧ろ苦痛に感じてしまっていたんですね。
 そういう時に足掻いて無理矢理手帳に何かを書いても苦痛なだけです。書けないこと、空白が生まれてしまうことに罪悪感を感じてしまい、益々苦しくなってしまいます。
 例えば、一週間何も書かずに空白になってしまったとします。それを埋めないと今日のことが書けないと言う強迫観念に囚われたとしたらどうでしょう。再開するのが億劫に感じてしまいませんか?
 空白が一週間、二週間、一ヶ月と貯まっていくともう駄目です。その手帳は、書けない自分を責めるものになり、見るのも嫌になってしまいます。
 それは手帳にとっても、自分にとっても、物凄く可哀想なことです。

 つまり、そう――気にしないのが一番なのです。
 空白が気になると言うか、勿体ないと感じたら日付を無視して書けばいいのです。私はよく日付印を押して、元々記載されている日付を無視して書くことも多いです。

日付印が大活躍!

 日付通りに書きたい、でも空白が気になる――そういう時は、空白部分にシールやマステを貼ったりもします。
 潔く「書く気になれなかった」と一言だけ書く時もあります。見返した時に「そういうこともあったな」と思い出の一つにもなります。

書かない日があってもいい!

 毎日書くことが理想だけれど、気が乗らない時、忙しくて書けない時、事情は様々、色々あると思います。
 しかし私は「毎日書かなくてもいい!」そう思っています。
 書かないことに罪悪感を抱く必要はありません。だって、手帳って生きるために必ず必要なものという訳ではないので、無くても生きていけます。それなのに何故こんなにも書きたくなるのか、シールやマステ、はんこを使いたくなるのか――それは「楽しいから」の一言に尽きると思います。楽しいからやっているんです。楽しくないことにしては勿体ないです。そうならないためにも、肩の力を抜いて、書かない日があってもいい! と割り切ってしまいましょう。義務ではなく、趣味とはそういうことだと私は思います。義務にしてしまうと苦しくなることも出てきてしまいますもんね。

 手帳タイムって楽しい!
 そんな気持ちを大切にしていきたいです。

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