見出し画像

日記(中学生時分の読んだ本から)

唐突に宝くじ当てたいなと思って、当たった宝くじを親に渡せれば形だけだけど孝行できるかなと思う。▶︎1億円貰ったら税金取られない?家族に渡したら贈与税かかる?調べよ▶︎高額当選者限定の冊子とか渡されるんだっけか、『億男』で読んだな▶︎『億男』、こういう話だったよね〜▶︎川村元気の本やっぱ好き〜▶︎中学の頃ハマってた〜▶︎中学のとき読んでた本漁ってみますか。

これを経て今、日記を書きます。

中学生の時、朝読書の文化があった。
本を読まない思春期の男子たちは国語の教科書とかを読んでた記憶がある。かわいくないな。

ただ俺は「教科書読むのダサい」って分かってたからちゃんと本を買って読んでた。読んでたけどその本の内容がとてもダサかった。なんだよ『パンク侍、斬られて候』って、尖りすぎてる。しかも1周目の恥ずかしい尖り、勇気いるな〜。

数々のハズレ本(作品を貶める訳じゃなく、身の丈を合わないのに無理して読んだ本という意味)を読んできても、当たり商品に出会えたことだってある。川村元気先生の『世界から猫が消えたなら』、そして『億男』、これら読んでよかった。

本読み返しても映画見返しても涙がこぼれるビジョンが見える。俺は映画で泣けるほど大人になったのだ。

俺が猫派になった理由の一つかもしれない。
今まで犬も猫も爪を立てる化け物として見ていたけれど、川村先生の書く猫がすごく好きで、川村先生の猫像を現実の猫に投影しちゃってました。

昨年の夏くらいに、(多分夏休みで暇だったから)本屋寄ってなんか買おうと思って手に取ったのが川村先生の『四月になれば君は』を買った。買ったけど1週間したくらいで無くしてしまった。まじで悔しい。今悔しい。
こういう春休みの入眠時間が1日ごとに1時間ずつ遅くなるような時のために読むものじゃないのかよ。本って。

個人的に本読む時って大層な集中力と条件が必要で、読んでいる時に目が滑ってしまう。気が抜けない。
だから俺が手に取る本は実写映画化されてる本が大体で、登場人物の顔と声が分かるとすごくありがたい。
全く1から読んだ本もあるけれど、登場人物の関係性を忘れてしまうし、自分の脳内で登場人物ごとに声を割り当ててるから人物を忘れていると物語はめちゃくちゃになる。
それで作られた物語の世界は、例えるならば誰も見たことがないでお馴染み、インフルエンザの時に見る夢みたいになる。

高校生になり朝読書はなくなった、俺が入った自称進学校にすらなりきれてない学校では、それは朝学習に変わった。
本を読むことは無くなって、目が滑る、話がよく理解できない、それを解決する本があることをしった。エッセイよエッセイ。

どうやら星野源はエッセイを書いているらしいといつか忘れたけど聞きつけ、当時逃げ恥で星野源の童貞ムーブがとても好きになり『いのちの車窓から』、『そして生活はつづく』、『働く男』、『蘇える変態』の4冊を買った。働く男 はちょっと違った感じかもしれないけど、以外の3冊は星野源の声をあてて読むからすごく読みやすく、それかブーストになり、出来事の描写が分かるようになった。
あんなに爽やかに歌い、冷たい顔の演技をしているのに、算数が苦手だったり、電気代を引き落としにしなかったりするのが、親近感とも違う、ありがたさがあった。

今書いているnoteも多少の星野イズムがあったりする。音楽、演技、執筆、あんたは欲張りやね。


文章を書くことに彼から憧れを無意識に抱いていたからか、やっぱり暇になると文章を書きたくなる、自分に向き合えているのかもしれない。
昨年の大学2年生の年の春学期、1年生の時の友達とコースが別々になってしまい、疎遠になって、誰とも馴染めずにいるのだろうなと思っていたから、2年生は暇だし孤立極まると思ってた。

運良く仲いい友達の1人や2人は俺を見捨てないでいてくれたし、話せなくはない友達もできたからなんとかnote更新しまくりの年にはならずに済んでる。

今年はどうなる事やら。1年生の時にちょっっっと仲良くしてた友達(というのも憚られる人)とゼミが一緒なことに気がついてとても怖い。
人間って、半端な経験値の人の方が初対面より苦手だからな。気持ちよく卒業させてくれよな。

午後1時からのバイトすらほぼオールで臨んでしまうほど生活がまずい男が送信

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?