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【読書おすすめ】タンザニアの12か月

タンザニア在住で、それまでは報道関連で「伝える」を専門にされていたライター堀江知子さんの手によって、今の・ナマの・タンザニア暮らしが描かれています。

ご本人が後書きで書いてらっしゃるように、生活者 ×旅行者の両方の複眼的な視点が持てる期間は、さほど長くないのだと思います。そんな貴重な期間に、ライターさんの読みやすい筆致で描かれた生のタンザニア、楽しめました!

最も印象的だったのは、チンパンジー研究で知られるグドール教授が学校を訪れた時のエピソード。対面で聞いたからこそ知子さんの胸を打ったんでしょうね。

この頃特に、情報が現場で・五感をフルに生かして・発信者が体で感じられたものであることに価値を感じます。実感のないまとめ情報はAI が上手に、生産性高く差し出してくれるので。そしてそこに、人同士として眉間で共鳴しながら、読者の視点視野視座が広がるっていう感覚がイイです。
アフリカの地も踏みたい!


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