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「優しいっけ!」静岡人の気質について

ランニングの支度をして玄関の外に出たら、小雨が落ちてきていました。
LINE で友人たちとグループ通話を始めてたし、「あーあー結構降ってきちゃったなあ。でもまあ、行ってみるわ」と話しながら、住宅街を歩き始めました。

しばらく行くと、横を通り過ぎる車がスピードを緩め、運転席から女性が声をかけてくれました。
「傘持ってますよー。お使いになりますかー?」

見知らぬ人です^_^;

知らない方からこうやって声をかけられたこと、実は4度目です。
1度目はありがたくお借りして、あとから傘を返しに伺いました。
2度目は、幼児だった娘を自転車の後ろに乗せていました。お店の屋根下で雨をよけていたら、若い女性がわざわざ車を止めて傘を差しだしてくれて、いくらお名前と住所を聞いても「いいですから~使ってください~~」と去っていきました。
3度目はニコニコ顔のおじさんでした。「俺何本もビニール傘があって困ってるだもん。いいだよ」

今回は丁寧にお礼を言ってお断りし、「ねえねえ今さあ…」と友人に話したら、えらいビックリされました。静岡って優しい人が多いよね、前からそう思ってた・・と、ひとしきり話題になりました。

へえーそうなのかな?たぶん私も、よけいなビニ傘を車に乗せていたら、条件反射的に声をかけると思う。そして普段から、不要不急の(笑)会話のやりとりをしてしまう。これは単純におばちゃん気質だと思ってたけど、もしかして静岡人気質なのか?

押しつけがましさや馴れ馴れしさとは違う。集団のノリは悪い。でも、たしかに穏やかな優しさはあるのかもしれない。見て見ぬふりをせずに、そっと控えめに手を差し出すようなところがあるかもしれない。

中にいると、客観的に眺めることって難しいもんだなと、何につけ感じます。今朝は静岡のイイトコロを、再認識できた思いでした。

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