見出し画像

南米コロンビア カリブの旅②

サン・フェリペ要塞

カルタヘナの観光名所と言えば、サン・フェリペ要塞。
スペイン人が他国の侵略を防ぐために造った要塞で、大砲の跡もあるし、地下に入り組んだ防空壕のような通路もあり、そこへも入れます。

要塞


要塞からはカルタヘナの港まで眺望できる

カルタヘナと言えば街を覆う城壁が有名で、これは16世紀末に海賊から守るためにアフリカ人奴隷を使って造らせたそう。

とにかく暑いので、要塞へは朝早くか夕方以降に行くことをお勧めします。




タイロナ国立自然公園

カルタヘナに二泊して、同じくバスでサンタマルタに戻った翌日の早朝から、タイロナ自然公園へ。
彼のマンションから割と近いところにあるので、ぜひぜひ行きたかった場所。
自然のジャングルの中に先住民も生活していて、海岸沿いを歩くハイキングコースではいくつかのビーチや岬や岩礁を通る。

公園内にはコテージもあるし、キャンプ用のテンも貸し出しているし、自身のテントを持ち込んで宿泊もできる。
私たちは当初いとこのテントを借りて1泊しようと思っていたのだが、かさばるし重いし(行きたい岬まで徒歩2時間)、日帰りにしようということでテント泊は断念した。

自宅からバスターミナルまで行き、そこで声かけられたバス会社のチケットを買ったのだが、なんと一人30,000ペソ。路線バスなら5,000ペソくらいとインターネットに書いてあったので高くて嫌だったが、路線バスは座れなかったり途中いろいろ停まって時間がかかるとかなんとか言われて結局そのバスで行くことに。しかし実際のバスはぼろいし、冷房ガンガンで死にそうになるし、途中停まってたし、次回は絶対このタイプのバスには乗らないと決めた。実際帰りは公共の路線バスで帰ったけど(8,000ペソ)全然よかった。
(カリブの人は東南アジアに似てるんで、ふっかけるし平気で嘘つきます)
私は調子のいい商売っ気たっぷりの売人にいいように話を勧められていいこと言われてひょいひょい買わされるのが本当に嫌い。
あのバスの若者もうさん臭かったし、次回はこの経験を生かしてきちんと調べてから行こう。情弱はどこにいても損するのだ…

さて、予定時刻よりだいぶ遅れて公園入口に着き、チケットと保険を買って入園。
チケットは彼が買いに行ったので詳しい金額はわからなかったが、ハイシーズンでコロンビア国民が28,000ペソくらい、外国人は60,000ペソ以上だったと思います。
保険は一日分で一人7,000ペソくらい。
どれくらいのことをカバーしてくれるのかはわかりませんが…笑

入り口から途中までバスもあるし(5,000ペソ)歩いても行ける。
下ろされたところからは、馬か歩きのみ。
ジャングルの中を歩きます。気候は暑いけど、ほぼ木陰になっているのでそこまで暑く感じない。でも湿気があるので汗は出ます。
初めのビューポイント【ARRECIFES】までは結構な勾配。これで2時間はきついなあと思っていたけど、ARRECIFESを過ぎてからは平坦だったので歩きやすかった。

写真慣れしてる猿🐒
海が見えてきた!

2つ目のポイント、【PLAYA PICINAS】

ここで泳いでる人もたくさんいた。監視員がいるので安心。

この手前に最初のキャンプ場がある。

そこからさらに結構な道のりを歩いて、やっと着いた【CABO SAN JUAN】
タイロナパークで一番の景勝地と言っても過言ではない、人気ビーチ。

結局私たちはバスを降りてから2時間半くらいかかった。
山に慣れている人ならもっと早く行けると思うし、ビーチサンダル姿の高齢の方や子供もたくさんいたので、コース的には難しくないと思う。

着いたCABO SAN JUANはすごい人だった。
タイロナ公園をググれば必ず出て来るこの景色、高台の岬に上った景色は本当に素晴らしかった。目の前に海、後ろを見れば山。

水は冷たくて足までしかつからず、朝からろくに何も食べていなかったので、売っていたサンドイッチにほおばり付き、滞在時間1、2時間ほどで戻ることに(2時間半以上かかるし、閉園は17時)。
ここで帰りもあのジャングルはきついと思った私が「馬で帰る?」と提案したのだが、これが私の地獄の始まり…

今までメキシコで馬に乗って走ったこともあったし、楽しそう♪と思ったのが大誤算。
ここは山道のアップダウン。足場も悪い。
下りで何も支えがない中での恐怖はすさまじく、大絶叫で泣き叫び、周りの観光客から何事かとみられるが、それどころじゃない。
「落ちる、落ちる、怖い―――、怖いのぉぉぉぉ!!!!」と終始叫び倒し、ガイドさんからも呆れられる始末。
だって、つかまるところもほぼない状態での下り坂は、まるで安全バーのないジェットコース―タ―と同じ!!!
子供が優雅に乗ってるけど、なんで?なんで怖くないの????
途中平坦な道で少し落ち着きを取り戻したが、早く家路に帰りたいガイドさんがお馬さんを走らせるので、それでまた絶叫。ガイドさんに軽い殺意が芽生えました。。

馬でのハイキング、お馬さんと楽しみたかったのに、高いお金払ったのに、、、想像と違った。。
賞味1時間半の道のり。。60,000ペソ。。


次回があるなら、次はテントに一泊してゆっくりしたいな。

海も綺麗ですが、同地の森林もとても楽しめるので、ハイキング好きにも本当におすすめの公園です。

この記事が参加している募集

海であそぶ