「集中力を切らさない」をあえて目指さない、あらたな切り口
集中力、ありますか?
唐突な質問ですが、わたし自身が最近、「集中力が切れやすくなってきたかも」と気づき、ちょっと困ったなあと思っていました。
好きなこと(本とか映画)に向かっていたり、仕事にとりかかっているとき、以前なら、休憩も入れずに没頭するようなところがあって、それはそれで過集中。睡眠や食事の時間がバラバラになり、良くない面もありました。
年齢的なこともあるかもしれませんし、無理して集中力あげるのも、これまた自分の特性に合っていないようで、ものぐさな自分をごまかしながら過ごしていたのですが、
そうはいっても、集中力あったほうが、いろいろ生きやすい!
と思い、試してみたものがあります。
それがこちら。
25分間作業を行い、5分間休憩をとる
これは、ポモドーロテクニックと呼ばれるものだそうです。
なんかおいしそう。パスタ食べたい。
とりあえず、やり方としては、
今日達成したいタスクをリストアップ!
タスクを 1 つ選び、25 分間のタイマーをセット→スタート!
25分経ったら、達成できたことを確認!
5 分間の休憩!
といった感じです。
これを3~4回繰り返して、15~20分の休憩をとるのもいいらしいです。
「集中力が続くのは、最大90分」と何かで読んだことがあり、これをわたしはどう解釈したのか、「集中力が切れてたとしても、作業は90分やろう!」というナゾ縛りをしていました。
今考えると、集中力が切れてる自分を認めたくなかったのかもしれません。ある意味、いまのわたしには「呪い」です。
ただ、賞味のはなし、90分って結構な時間ではないでしょうか?
「長時間、集中力を切らさない」というよりも、「集中力がある状態を何回も味わう」のほうが、わたしは気分がいいと思いました。
気分がいいと、作業もはかどるはず!というワガママ理論爆誕です。
ポモドーロやってみた。
わたしは、今、マイケル・サンデルさんの本に取り掛かっていますが、少々難易度が高く、ずっと読み続けていると、次第に「ただ目が文字を追っているだけ」の状態になってしまいます。
当然、内容を理解したいから読んでるわけですが、「よ、よめんし、わ、わからん・・・」となり、5分くらいでいったんやめ、しばらくしてからまた5分、という感じで、ひじょうに効率わるい。
早速ポモドーロテクニックを採用してみたところ、もともと「90分はやり続けろ」というナゾの呪いをかけられてたわたしにとっては、「25分間」ならまだできそうと思えてました。何よりそのあと小休憩がとれるので、それをヨスガに、サンデルさんの本を読んでみました。
結果は良好です。
サンデルさんの言っていることを、サンデルさんが期待した通りに、わたしが理解できてるかどうかは別として、「5分であきらめる」というのはなくなりました。
いろいろ使えそう。
わたしは「読書」で試しましたが、これはいろんな場面で使えそう。
仕事はもちろん、家事とか、断捨離とか、あと、今の季節だと引っ越しの時なんか、ぴったりだ!と思います。
「集中力を切らさない」というのは、そのこと自体がプレッシャーになりそうです。むしろ、切り口を変えてしまって、「集中力を味わう」という考え方で、いろんなタスクに向き合うと楽しいのでは。
参考になったら幸いです。
お読みいただきとても嬉しいです。いただいたサポートは、これから皆さんにもっと楽しんでいただけるコンテンツ作成のための源として、大切にいたします。なんのかんのとがんばります。ありがとうございます。