笑うから楽しくなる

わたしは患者さんと話をして、個々の患者さんにあったストレスケアについて一緒に考えています。その一つで、わたしは患者さんと笑いヨガをすることがあります。

笑いヨガはいろいろな種類がありますが、一番シンプルなのは「ただ笑う」だと思います。

笑いヨガの笑いに理由はありません。「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる」を患者さんと一緒に実践しています。

わたしが笑いヨガの説明をすると、「いきなりは笑えませんよ」と言われる患者さんもいます。

その場合は、「笑うというよりは、口を大きく開けて、『ハハハ』と言ってみるだけでもOKですよ。体操と同じ感覚で笑ってみたらいいです。作り笑いでも、身体は本当の笑いと勘違いをして、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの量が増えますよ」と伝えています。

患者さんも初めは「ハハハ」と言うだけですが、わたしも「ハハハ」と笑いだすと、気が付けば患者さんも自然に笑っています。

患者さんは「久々に笑いました」「笑うと楽しくなりますね」「これからもやってみますね」笑顔になっています。

笑うことで 少しでも気持ちが楽になればと思います。


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