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超高学歴の私が、学力・I Qは究極どうでも良いと思う理由

ご訪問ありがとうございます。まだお喋りはほんの少しな2歳半息子と4ヶ月の娘を子育て中のリケジョママです。

先日、「発達障害があるとか、ないとか、関係なしに、幸せを実感できる子に育ってほしい」という記事を書いていたら出てきた言葉がこれ。

学力・IQが、とか究極的には何でも良いのさぁ!

発達障害があるとか、ないとか、関係なしに、幸せを実感できる子に育ってほしい

そんなことを言っている私、実はめちゃくちゃ高学歴なんですよね・・・。

どのくらい高学歴かというと、私立で有名なW大学やKO大学を蹴って、さらに賢い?と言われる都内の国立大学に進学したくらいです。

で、自分は高学歴なのに、何故、息子にそれを求めないんだろう?と自分で自分の言葉に引っかかったので、それを深堀りしてみよう、という記事です。


高学歴で良かったことって?

一番最初に思い浮かんだのは、高学歴で良かったことがあまり思いつかない、ということ。

最近ではむしろ、高学歴であることをちょっと隠したいと思ってしまう時だってあるくらいです。

なんでそんな風に思うのだろう?と更に深堀りしてみると、おそらく私は、高学歴であることに引け目を感じているのです。

高学歴が自己卑下につながる可能性

「出身大学どこですか?」と聞かれた時に、「○○大学です」と答えると、大学名を知っている人は「え〜〜〜〜!すごいっ!!!」と必ずなります。

その度に、心のどこかで「いや〜私、そんなにすごくないです」って思ってるんですよね。口に出す言葉も「いやいや、まぐれで受かっただけで〜」とか謙遜の言葉。

そう、この記事を書いて初めて気が付きましたが、私は出身大学を言うたびに、「”○○大学出身のすごい人”と皆が想像するほど私はすごい人じゃない」と自己卑下していたのです。

セルフイメージが現実になる

自己卑下って一番いらない感情・思考です。

思考は現実化しますから、”自分は大したことない”と思っていたら、本当にその通りになります。

”なんとかなる”と思っていた学生時代

実際、大抵のことは”なんとかなる”と思っていた学生時代は、高校受験では県内TOPの進学校へ合格し、大学受験でも私立から国立まで全て合格、国内でも有数の大学へ進学することができました。

就職活動でも、国内最大手の製薬会社へ内定をもらい、まさに順風満帆な人生だったと言えるでしょう。

自分って大したことない、と思ってから。

それが、今思えば会社員になってから上手くいかなくなってきました。

人間関係や仕事が上手くいかないことに苦しみ、体調も崩し、会社に行きたくないともがく日々。

周りから「○○大学出身なんてすごっ!」と言われる度に心の中で自己卑下していたことが原因だと思います。

私なんて、そんな皆が言うほどすごくない

と思っていたので、その通りの現実になっていただけなんですよね。

”周りと同じ”が安心感を生む

今思えば、多くの大学の同期が大学院へ進学して研究職に就職する中、製薬会社といえども営業職に就職し、「○○大学出身」というのがとっても珍しい環境に身を置いたことがいけなかったのかもしれません。

周りも同じような学歴を持つ人の中に身を置けば、「○○大学出身です」って言っても、「そうなんだ、私も同じ」となり自己卑下する必要はないですからね。

そうか!!高学歴であるメリットは、周りも同じように高学歴である時に力を発揮するのかもしれません。

周りも高学歴である環境というのは、大概、社会的にもある程度成功していて、何不自由なく暮らしていけるような環境に身を置けているということですから。

大切なのは自分を知ること

では、何が一番私にとって良くなかったか。

それは自分のことを知らずに、「周りに勧められたから」「なんとなく」「理系科目の方が得意だから」という理由で大学を選んだことだと思います。

大学へ進学したは良いものの、そこでやりたいことがよく分からなかった。
大学院には進学したくなかった。
研究職にもつきたくなかった。

じゃあ、なんで理系の大学いったの?と、そういうところです。

学歴が高いとか、低いとかではなく、自分のことをよく知り、どんなことを将来やりたいのか、そのためには何の勉強をしなくてはいけないのか、それをよく考えて進学先を選び、人生を歩んでいくことが、本当に本当に重要なのでしょう。

子どもたちに求めること

ここまで書いて、ようやく、ようやく、自分の中で整理ができてきました。

自分がやりたいことを実現するために必要な学力・IQは、子どもに身につけてほしいと思います。

ただし!!!自分のことをよく知りもせず、「学力・IQが高ければ高いほど良いだろ」というのは違うということです。

まずやるべきは、”自分の興味関心”を探求し、「どのように生きたいか」をよく考えることです。

それを考えもせずにただ勉強しているようだったら、その時は「学力・IQなんて究極どうでもいい」となります。

一方、「自分がこう生きたい」と明確な目標があり、そのために勉強しているなら、全力で応援したいと思う母なのでした。

どうぞよしなに。

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