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リキの看板犬デビュー

先日、富山市中心部で開催された『越中大手市場』というイベントにイヌグラシとして参加してきました。

今回は愛犬リキを看板犬としてデビューさせましたよー!というお話です。

昨年から出店はしていたのですが、人が多すぎたりするとちょっとテンパったりするのでリキはいつもお留守番でした。

あと“パピーに喧嘩売る問題”もあったので…。

しかしトレーニングの成果も現れ始め、僕も対処の仕方をわかってきたこともあり、今回連れて行くことに決めました。場馴れもさせたいですし。


僕としてはもう合格点あげちゃいます!リキよく頑張りました!

最初は係の方や隣のブースの方に吠えちゃったりしたのですが、時間の経過と共に慣れ始めます。

通りがかりの方々にもいっぱい触ってもらい看板犬としての役割を立派に果たしてくれました!

今回リキを連れて行って思ったこと─。

最初はマスコット的な役割で連れて行ったのですが、実は保護犬の存在について発信できる良い機会なのでは。と感じたことがありました。

本当に沢山の方々が声を掛けてくださいました。
犬を飼っている方、そうでない方─。

そんな時、1人の男の子がリキの元へ近づいてきました。小学校中学年くらいですかね。

「触っていいよ^_^」と声を掛けると、男の子はリキを触り始めます。リキは大人にはビビるのですが、子供は得意なんですw

そしてその男の子は、リキのことを黙って抱きしめるのです。(その光景にちょっと胸が熱くなります)

そのうちにお父さんに呼ばれてその場を離れるのですが、数時間後にまた戻って来て、またさっきのようにリキを抱きしめるんです。

僕「犬好き?」

男の子「うん!」

犬は大好きだけど、まだ飼ってもらえない。といったところかと思います。

僕は思いました。 “保護犬”といった存在を1人でも2人でも、直接触れ合うことで知ってもらい、その人たちの心に少しでも何かを残すことができるかもしれない。

いつかこの男の子が大きくなって犬を飼う日が来たら、もしかするとリキのことを思い出してくれるかもしれない。

保護犬でもそうじゃなくても別にいいと思います。
1つの命を大切にしてくれたら嬉しいな。

リキと直接触れ合うことで、そんなきっかけが作れたらそれはすごいこと。

今回のイベントで声を掛けてくださった方には、「リキが保護犬であること」「少し怖がりであること」をお話ししました。

たとえ吠えても、皆さんイヤな顔ひとつせず、本当に優しくリキに声を掛けて下さいました。

保護犬も可愛いよね。と少しは思ってもらえたかな??

これからはなるべくリキを連れて行こうと考えています。

あの男の子はまた来てくれるかな。今度会えたら、もう少しリキのことをお話してみようと思っています。

もうひとつの“保護活動”の仕方を見付けた気がした、今回のイベントでした。

 


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