ZINE続刊&初個展を終えて
大変遅ればせながら、このたびわたくし『T.M.I』というカストリ雑誌を上梓し、それにあわせて初の個展“I WANNA BE ME”を開催させていただきました。
個展終了後には『これでいいのだ』という安堵と『これでいいのか?』という煩悶のアンビヴァレンスに引き裂かれましてメンタルがHELLりまして、真夜中に友人に電話をしたり、SNSに卑屈な戯言を書き込んだり、リッツにいろいろなものを載せたり、横になったり、縦になったり、スムースクリミナルのマイケルの角度になったり、もう大変な騒ぎだったんですが、今はだいぶ落ち着き、こうして昼下がりにアールグレイのレモンティーを飲みながらロッキングチェアーに腰掛け、時折膝の上に乗せたガットギターでボサノバを爪弾くなどするというような優雅な休日を過ごしています。
関係者各位、いろいろと本当にすみませんでした。
今度個人的にお詫びさせてください。
さて謝罪からシームレスに謝辞へと繋がっていきますが、『T.M.I』および“I WANNA BE ME”は、当然わたくしひとりの力では到底実現しえないものでした。
『T.M.I』の表紙用フォトセッションおよび、撮り下ろしグラヴィアの撮影を手掛けてくださった @yuinogiwa_ 氏、
『T.M.I』の挿絵および、撮り下ろしグラヴィアにてタトゥー・ペイントを五時間かけて施してくださった上に物販デザインや展示設営も手伝ってくれた @arika_dx 氏、
『T.M.I』制作指揮を担ってくれた @mid0saaaan氏、
『T.M.I』の漫画作画を手がけてくれた @kenputha 氏、
『T.M.I』の編集/ブックデザインをほどこしてくれた @rena_kanahama 氏、
『T.M.I』のインタヴューを受けてくださった伊藤脇明氏、
展示設営を手伝ってくれた @skmtwakeupty 氏、
紙芝居ライヴにてサウンドトラックを制作・演奏してくれた @ryokenmiyazaki 氏、
都度イヴェントに招集し『T.M.I』の存在を各所で吹聴してくれた @okamotoreiji 氏、
みなさんの力なくして、『T.M.I』と“I WANNA BE ME”はありませんでした。みなさんのやさしさと、気高さと、何よりその才能にあらためて深く感謝します。
みなさんには大変な才能があります。
科学的に証明できるレヴェルです。
はっきりいって天才だと思います。
天才というのはつまり『運命的なスケールでやるべきことがあり、またそれを自覚している人間』だと思うのですが、みなさんのスキルのみならず、そのパッションやフィロソフィーから多くのことを学びました。
それはたとえば『自分の美意識を持って意見を発信すること』とか『自分のやっていることに誇りを持つこと』とか『自分の自尊心に手出しさせないこと』とか『何かをしてその責任をもつこと』とかまぁ言葉で書いたらめっちゃフツーのことなんだけども、フツーのことをちゃんとやるのが一番難しい。
ダサいとカッコいいの境界線は『筋を通しているか』ってことだと思うのだけど、ちゃんと筋を通しているカッコイイ友達が多くて本当によかったです。
ダサくなってるときに『お前、ダサくなってるよ』ってちゃんと目を見て教えてくれるような、すげー誠実な友達が僕にはたくさんいるのだと思いました。
それぞれ多忙をきわめる中、ときに余裕コキまくり調子乗りまくりの私を叱咤し、
ときにテンパりまくり激落ち君しまくりの私を激励し、細やかにサポートしてくださったことに、心の底から深く感謝を申し上げます。
もしなんか困ったことがあったら言ってください、力になります。受け子と替え玉受験と連帯保証人以外基本オールOKです。これからも公私ともに是が非でもよろしくお願いします。
そして今回、ギャラリースペース @tsubamestudio_3f をご提供くださり、
ご協力いただいた @yuikimijima 氏、 @hibikill78氏にも深く御礼申し上げます。
これからもやります。気持ちを入れ替えて、とか、初心に戻って、とか、ゼロからのスタート。とか言うとバカっぽいですけど、何かが始まったときのような気持ちです。できないことがたくさんあって、わからないこともたくさんあって、いいやつも悪いやつもたくさんいて、いいこととか悪いことが繰り返されていて、そういう社会で自分は好きにやっていくぞ、という気概があります。本当にあります。ハートに火をつけて、ワイルドにいきます。
最後になりますが、来場してくださったすべての方々に、
あらためて、深く感謝いたします。
夢を忘れずに!
愛してるぜBABY!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(撮影:君島響)
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