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”フォトブック作家”と名乗ることにしたワケ

名乗ると言っても、noteを始めるときにプロフィールに思いつきで書いてみただけなんですが、今では自分のスタンスにしっくりきているな、と思っています。

ハンドメイド作家の一人として

私がなりたい「フォトブックを作ってお金をいただく人」は、「minne(ミンネ)」さんなど手作りの作品を販売するサイトに出品している「作家」さんです。

スキルも作風もそれぞれ。こんなん作ってます、気に入ったら買ってください、というスタンス。時を経て作風も変わるし、何でも作れる訳でもない。でもお客様からの「このアイテムを追加してほしいー」「名前入れてほしいー」という希望にも柔軟に対応してくれる。

「売る」ために、よりも「好きで作っている」がにじみ出ている、あったかい手作り感。そういう手作り感を受け入れてくださる方のフォトブックを作らせてもらえたら幸せだなぁと思います。

⇧というのは、プロとして逃げているのか?

これって、よく言えばハンドメイドのあったかさなのだけど、裏を返せば「素人っぽさ」ではないのか?それを言い訳にして、私はデザインを学ぶことから逃げているのではないか?と悩むことも何度もありました。

学校などでデザインを専門的に学んだことはなく、Macもフォトショップも使ったことはありません。職歴は、結婚するまでの7年間地方公務員だっただけ。デザインの仕事をやっていました!ということもなく…。これは結構コンプレックスです。ど素人の独学、ただ好きでやっているのです。だから、ずーっと「お金をもらうことはできない、趣味だから」と思っていました。

では、何を学んでどういう経歴が身につけば、自信を持って世に出られるのか?そんな日はいつになったら来るのか??今の私にできることをお知らせして、それでニーズがあるかないか、聞いてみようじゃないか!とこのnoteで声に出してみました。

フォトブックを作ったことがある人は、全員「フォトブック作家」なんですが、私自身が作る人、ただただ作ることを楽しむ人でありたい、という気持ちをこめて敢えて「作家」としてみました。啓発する人や講師を目指しているのではなく、ただただ作る人。

お金を払う方が頼みやすい?

私が好きなことが編み物だったら、「これ作ってみたの。良かったら着てね♡」と色んな子にセーター編んでプレゼントしたいところなんですが、いかんせん私が好きなことは、フォトブック作りなのです。写真という素材をいただき、承諾を得ないと作れないのです。

親しい間柄での特別なサプライズならともかく、「あなたのFacebookに載ってたお子さんの写真でフォトブック作ったの~。ほんと、かわいいよね~」とか言って、自作のフォトブック送り付けたら・・・・怖いですよね。絶対、ブロックされるよね( ;∀;)

これまでは、「七五三の写真を撮ってもらった~」「海外旅行にいってきた~」などの話を聞きつけると、「写真どうしてる?よかったらフォトブック作らせてもらえない??」とアプローチして、素材をゲットし、フォトブックの実費は負担していただき、制作していました。

みんな「えー!?いいの~?なんだか申し訳ないなぁ・・・」という反応で、すぐにデータを渡してくれないのですよ。ほんとに好きでやっている、むしろこんな楽しみを奪ってしまって申し訳ないのはこちらだよ!早く、データをちょーだーい!!早く渡して~!!という想いなのですが、なかなか理解してもらえないのです。。。何度も何度も催促して、ほんとに好きでやってるだ~と説明しまくって、やっと任せてもらえるという感じです。

しかも、「写真ちょうだい、フォトブック作らせて」なんて、超プライベートなお願いができる友人は限られています。友人らも、私に何かしらお礼はしたいが、どれくらいが妥当なのかな?と、なんだか悩ませてしまっている節もあり。。

なので、「〇〇円で作ります!」と価格を設定することで、遠慮せず依頼しやすくなる窓口になればと考えました。

「作成代行」もちょっと違う

Instagramの方では、「作成代行したもの」として友人の写真で作ったフォトブックを紹介していますが、「代行」というスタンスも本当はちょっと違うのです。

「運転代行」や「宿題代行」って、本来は本人がやるべきことを他人にやってもらう、というイメージがありますよね。お金で解決しちゃった後ろめたさをを伴うというか…。

私の「フォトブック作らせてサービス」は、そもそも本人がすべきことでもなく(作らねばならないフォトブックなんて無い)、ただただ、私がやりたいから!という創作意欲に基づくものであります。

それに、ご本人に代わって作るということはできません。どうしても私の作りたいデザイン、クセ、よく言えば作風が強く出てしまいます。たたき台を私が作り、それに意見をいただいて一緒に作っていくフォトブックです。なので、あなたに成り代わって作るという「代行」はできないのです。

そんな訳で、ちょっと恥ずかしいけど「フォトブック作家」という言葉に落ち着きました。

「フォトブック作家」と名乗りたい方がいたら、恥ずかしがらずにぜひどーぞ!一緒に名乗りましょう(笑)!!

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