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菅平くそお世話になりました

プロローグ

皆さんこんにちは。
今回は先日まで行っていた強化合宿が終了し、4年間通い続けた合宿地、菅平とお別れを告げたので、その集大成として長野県上田市菅平高原について執筆していきたいと思います。
良い思い出もありますが、遥かに苦しんだ思い出の方が多いです。笑

ということで本題へ。

肌寒い日が続いたので焚き火を焚いてくれました🔥

1.菅平高原とは

1つ目は菅平高原とはです。
長野県上田市の山奥の方にある菅平高原。
特に夏は合宿地として有名な場所です。
長距離ランナーだけではなく、ラグビーサッカー選手も多く集まっています。

では何故、そこまで有名なのか。
私が考えるにその根拠は高地、涼しさ、環境3つだと考えています。

高地というのは、標高が1200m以上あり普段練習している環境より酸素が薄いというこです。
低酸素の中でトレーニングを行うことで、心肺機能を高めることが出来るのは高地に来ないと出来ないことなので、これが1つ目。

涼しさというのは、先程綴った通り高地なので、気温が基本的に低くて風が涼しいです
特に朝と夕方に関しては、夏でも過ごしやすい気温まで落ちます。
夏は標高が低いと、気温が上がり暑さで走れないことが欠点ですが、涼しければその分走りやすいので、これが2点目。

環境というのは、競技に集中できる環境が整っているということです。
山ということもあり、脚作りには最適な起伏のコースや、道路の凹凸を舗装してされていたりしていて、ランナーファーストな環境が整っています。
また、芝生のグラウンドも沢山あり常に綺麗な状態を保たれているので、ラグビーやサッカーの選手たちにも最適な環境なのかなと感じているので、これが3点目です。

逆に冬はスキーなどスノースポーツが出来る環境に一転するので、冬の菅平高原にも一度行ってみたいですね。

逆にデメリットとしてはコンビニが1つしかないということですかね…
まぁ田舎の山奥なので仕方ないですよね。笑

景色も晴れたらすっっっごく良いです

2.宿のご飯が超絶美味しい

2つ目は宿のご飯が超絶美味しいです。

私はこの4年間で3つの宿舎を菅平高原では宿泊しましたが、どこの宿舎もご飯が超絶美味しいです。
特に夜ご飯に関しては、料亭みたいなコース料理が出てきます。

このご飯が美味しいということが楽しみで走るモチベーションも上がりますし、なんならこの美味しい料理を食べるために合宿に来たいと思えるぐらい豪華な料理が出てきます。

お米の量も基本的に夜ご飯に関しては、小柄な私(体重49㎏)でも400gぐらいは食べます。
合宿中は特に練習がハードになり、エネルギー切れしやすくリカバリーが遅れては致命傷なので、意識して摂取しています。
普段ならこんなにも食べませんが、合宿中は食事が楽しみの一つでもあるので、不思議と食べれるんですよね。

でも1.2年生の頃はこんなにも食べることはできませんでした。
食べなければいけないということは分かっていたんですが、練習がハードになると内蔵疲労が発生してお腹が永遠痛かったり、食欲が無くなってしまいます。
これは大学になってから初めて経験したことで、食べたいのに食べれないというのがもどかしかったですね。
ただ3.4年生と上級生になるにつれて身体が出来てきて、内臓もそれなりに強くなり最近ではハードな練習の後も全然問題なくご飯を食べれるようになりました。

あと三ヶ月もすれば引退し、食べるとどんどん太っていく一方なので、逆にこんなにも罪悪感なく食べれるのは今のうちだけかもしれませんね。

これからも競技者であるうちはいっぱい食べます!

1年生の頃の夜ご飯 inセミナーハウス

3.創価大学セミナーハウスについて

3つ目は創価大学セミナーハウスについてです。
最後に菅平高原で一番お世話になった創価大学セミナーハウスについてご紹介したいと思います。

創価大学セミナーハウスは名前の通り創価大学の選手が宿泊するセミナーハウスで、三浦ご夫妻が住んでいます。
三浦ご夫妻は通称パパさんママさんという愛称で呼んでいます。

セミナーハウスの魅力は料理の美味しさ死ぬほどきつい上り坂三浦ご夫妻の温かさです。

料理の美味しさについては、上記で記した通りどこの宿舎も美味しいのですが、その中でも創価大学セミナーハウスの料理は興味をそそるような料理が多いです。
どういうことかというと、稀に食べたことないような、なんなら見たこともないような料理が出てきます。
そういう際はママさんの方から解説が入り、自分の中で理解してから食事を摂るようにしていますが、これがまた美味しいんですよね。

4年間で何食食べたか分からないぐらい料理を食べましたが、どれもこれも美味しく手を込んだ食事を作って頂いてほんとに感謝ですね。

死ぬほどきつい上り坂については、創価大学セミナーハウスまでに辿り着く坂道のことです。
今まで様々な傾斜がある坂をこの脚で走ってきましたが、この創価大学セミナーハウス前の坂が一番きつい坂でした。笑

傾斜もきついのですが、特質すべきは距離ですね。
800mの距離をずっと上っているうえ、直線なので果てしなく遠く感じます。
坂の途中に大東文化大学さん日本大学さんのセミナーハウスがあるのですが、そこで終わりたくなるぐらい絶望を与えてくる坂です。

恐らく創価大学駅伝部の選手はこの坂で脚を鍛えられているので、他大学よりも大腿部がひと回り大きいというかガッチリしているのかなと思います。
是非とも一度菅平を訪れたら目の当たりにして欲しい景色です。
私はもうきつすぎるので一生走って上りません。笑

三浦ご夫妻の温かさについては、これはもう創価大学セミナーハウスの最大の魅力です。
上記にも記しましたが、創価大学セミナーハウスは三浦ご夫妻が住んでいて、こういった合宿を行う際にお世話になっています。 
通称パパさんとママさんには食事はもちろん、掃除や選手が過ごしやすい環境を気遣って作って下さいます。
そのうえ合間時間には、気さくに話しかけて下さり優しいオーラが溢れています。

毎回セミナーハウスに到着してから最初に挨拶を全員で行うのですが、最初の一言がおかえりなさいと言って下さり、ある意味実家のような安心感があるのは三浦ご夫妻のお陰でした。

もうきつい合宿をしたくないと思う反面、セミナーハウスに行けないのは寂しいなと思うことがあり、感情は矛盾していますがいつかまた顔を出して元気な姿を見れればいいなと思っています。
その際は車の中から呑気に後輩ががむしゃらに走っている姿を俯瞰出来れば最高かなと…笑

このお世話になったお二人に結果で恩返し出来るようにこれからも努めて行きます!

前列中央の2人が三浦ご夫妻です。

エピローグ

以上で終えたいと思います。
1年生の頃はこの菅平にあと3年も来なければならないのかと思っていたのが、気付けば4年生で最後の年
この苦しい思い出もいつかいい思い出となって自分自信を他の事で奮い立たせるような活力剤になってくれればいいかなと思います。

そして何年後かに走ったコースを車でのんびり思い出に浸りながら回るのもいずれかやってみたいなとふとこの記事を執筆しながら感じました。

菅平で鍛え上げた自分自身を残りの期間で満遍なく出し尽くせるように残り2ヶ月半駆け抜けます!

今回も読んで頂きありがとうございました!

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