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このnoteは、私が社内で伝えていることをまとめているnoteです。備忘録でありながら、これを見ているあなたが、リーダーや経営者の立場またはそれを目指している人として、少しでも役に立つことができたら嬉しく思います。少しでも役に立ったなと思ったら「スキ♡」してもらえると、続ける活力になります。

本日のテーマは「おごるな」です。

※文章中に出てくる「マリサ」とは弊社の略称です。

今がゼロになることもあるし、今が10倍になることもある。これは「今が当たり前ではない」という理解が大切なことだと思っています。

ビジネスの世界でもっとも怖いと思っているのは、おごり。

今が完璧だと思っていたり、実力以上の結果が出ていることを自分のチカラだと過信したり、結果が出たとしても、もっともっと考え行動しなければいけないことを怠ることです。

完璧はこの世にありません。今の結果が続くのはせいぜい1年と理解しましょう。

要するに「おごるな」であり「目標を再設定し続けよう」ということなのかもしれません。

いつもの話しですが、一般的に、給与を得るというのは、働いた(時間を拘束された、労働した)からお金がもらえるという理解かもしれません。

正解です。

ただし、なぜ働くことができているのか、なぜサービスを利用していただくことができているのか、なぜお金をいただくことができているのか、なぜ他社ではなくマリサ(または自分自身)なのか。なぜいい会社・サービスだねと言ってもらえるのか。

きっと、こんなことを考え”続け”ながら働いている人は少数だと思います。どう考えても、面倒だからです。

目の前の仕事をこなし、給与をもらい、自分のために使う。

自分自身の人生なのでそれでも結構なのですが、マリサにいる以上はそれだけであってほしくない、独立しても、他社に移っても通用する素敵な人であってほしい。その上で、マリサを選び続けてもらえるように私(役員たち)もがんばる。そう思っているので、同じようなことを繰り返しています。

さて、テーマに話しを戻すと、我々は今、おごりの状態だと思っています。

みんなが必死に目標を達成させるように考え、行動してくれていることは理解しています。

目標達成は素晴らしいことです。

でも、おごりの状態なのです。

なぜか。

それは、このおごりの状態という意識レベルが各自でバラバラだからです。非常に危機感を持っている人もいれば、それには意味があるのか?という意識の人もいるでしょう。

なぜバラバラなのか。

売上数字以外、定量化できていない部分が多いからだと思っています。顧客満足度や利用継続率など、我々はどこのなにに手を入れるべきか。各自が知っていることがバラバラで、必要な数字も必要な声もそれぞれの感覚値だからです。

みんなを責めたい主旨ではなく、これは、会社としてこれまでの怠慢が招いてきたことです。

だからこそ、まずは全体に同じ認識を持ってもらいたい。その上で「おごり」を定量化できないかを一緒に考えたいと思っています。

私が月曜日に先週の顧客、ユーザーの声を聞いていたのは、このあたりの意識だったのかもしれません。ただ、それもうまく浸透させることができず、感覚になってしまっていました。

うまくできてこなかったことを否定をするのではなく前向きに捉え、これからどうしていくべきなのか。を改めてチーム内で考えてもらえないでしょうか。

どれだけ良くなっても、さらに良い状態を目指そう。そのためには、これまでとは違った形で現状を理解し手を打っていく。

言葉で書くのは簡単ですが、サービスも個人もステップアップのきっかけになればと思います。


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