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乳がん患者は語る8〜左胸全摘手術〜

こんにちは、リコです。
広島市が4区で住民全員にPCR検査を実施するそうですね。
このニュースをみてびっくりしました。

私が住んでいる西区も検査対象なので、もちろん受けたいと思っています‥というか受けないといけない風潮になるんじゃないかなとちょっと危惧しております。
もちろん、検査により陽性者は増えると思います。

今、ただてさえ医療が逼迫している広島市です。

これから陽性になった人へのケアや、病床の確保など色々と課題はあると思いますが、この後の経過を慎重に見守りたいと思います。

さて前置きが長くなりましたが今回は手術当日の事について書きたいと思います。

手術当日の朝、乳房に注射がありました。
これはセンチネルリンパ節生検のための注射で、乳房内から一番先に届くリンパに転移がないか調べるための検査だそうです。
もし、リンパに転移があればリンパ節郭清になります。手術中に一緒に脇下のリンパ取り除くことになります。

乳房に薬剤を注射をするのですが、これが痛いのなんの。出産より痛かったかもしれませんw
悶絶する痛みでした。

私の前に2人、後に1人いらっしゃいましたが、待ち時間に御年配の方がなせが私に話しかけてきました。

「私はね、自分で触ってがんを見つけたのよ、お医者さんもこんな小さいのをよく見つけたねって初期でよかったわ。」

と一方的にw

さらにどこどこの病院の先生はどうとかこうとか‥ずっと話すのです。

適当に相槌をうっていましたが、もはや初期のがんではない私にとっては、苦痛でしかなかったです。

注射がおわり、部屋に帰り、手術の用意がはじまります。浮腫防止のためのタイツをはかされ、点滴をされました。

そうこうしている間に、私の前の人の手術が急遽キャンセルになったから、3番目だった手術が2番になり、早まると言われました。(前の人ってまさかさっき話しかけてきた年配の人?もしかして、順番変えて欲しいってわがまま言ったんかな。言いそうだなぁと思ったりw)

昼すぎだと呑気に構えていたのですが、いきなりあと1時間後には手術になると言われ、急にドキドキとしてきました。
そして、あっと言う間に、私の番になり、看護師さんと付き添ってくれた夫、母と共にエレベーターで手術室に向かいました。
私は手術といえばストレッチャーに乗せられ運ばれるイメージでしたが、歩いて普通に手術室に入りました。母もそう思っていたらしく驚いたそうです。

手術室の前で夫、母と別れ、いよいよ手術室にはいります。
初めての手術室、ひんやりとした空気と、緊張感に満ちています。
私は怖気付き、半泣き状態でしたw

私の手術台までいくと、先生方と麻酔医さんがずらりと待っておられました。
担当の先生が相変わらずニコニコなのが、せめてもの救いでしたw
ベッドに横になる前に、確認のため、名前と、左胸全摘手術ですと言いました。

そしてベッドに横になると、先生方がバイタル機器をあわただしく、身体につけはじめました。

そして、麻酔医さんにマスクをつけられて、今から麻酔をします。1分以内に寝ますよー。と言われ、

え?マジで?全然眠くないんですけど‥と、思うか思わないかの間に私は意識をなくしていました。

そして、先生に起こされ、目が覚めた時には手術は終わっていましたw
まさに瞬間移動!でした。

今回はここまで。

ではまた♡

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