経緯⑫と記録⑥

前回経緯⑪で治療薬が変わる…と覚悟していたところ、前日夕方不幸の電話がかかってきました。
「容量を計算したらまだいけるみたいで。CT検査でも効果が出ているのわかったから、やれるだけやりましょう」
つまりは、あの痛いアイツをまだ投与しなければならないということ。

7月27日(火)、採血はなかったのですぐ診察室に案内されて
「9回まで、打てるのでやりましょう」
あぁ…せっかく今うぶ毛が生えてきたのにこの副作用とはまだ付き合わねばならんのか…と嘆きながら診察室を後にしました。時間は長いし赤いヤツが痛いし、きっと他人より副作用はないだろうと思っているけれどだりぃのはだりぃのよ。ため息をつきながら、少しでも気分を上げて…とディスコTシャツなんか着ていったけれど、絶対この人注射嫌いそうじゃん。

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今回も点滴中は空気階段の踊り場、オードリーのオールナイトニッポンをタイムフリーで聴きながら。オールナイトニッポン全部聴けちゃうのよ。採血がなくても終わったのは13時半過ぎで、お昼ご飯を買って自宅に帰り、テレワークに入りましたがだるさが出てましたね。それでもたぶん、やらなきゃ!の気持ちの方が強かったので、翌日のための準備をしていました。

わりと定時を過ぎてからも仕事をしていたことが特に年度替わりのときに多くて、それは当然仕方のないことではあったのだけど、その頃結構配信を聴きながらとかツイートでぼやいたりとかしていたせいか忙しそうに思わせてしまったのがちょっと申し訳ないところ。職業としてはまったく人に感謝されることがないどころか疎まれることもあり、なのにコロナ禍で打撃を受けたり、そして今なら全国でこんな仕事やっている人間自体多くはない(いても千人いないと思う)。珍しいもの好きな私にとっては向いているのだけれど、集中力の欠け方が酷くて胸張れない。締め切りに追われながらの作業はまるで夏休みの終わり際みたい。

近年の北海道、私の住んでいるオホーツクの地域も夏は連日30℃を越え、職場にはエアコンがないので扇風機を回していて、環境はよろしくない。昭和の建物だしつけられるとも思っていないから、自分用にポータブルの冷風機を置いたりしています。でも何がつらいってウィッグ。汗で前髪が張り付くし、後ろ髪縛ったら明らかにヅラだし。短髪ウィッグはこれまで着ている服がまったく似合わない。髪生える時期がまた延びてしまうんだなぁと思うと残念すぎてもうね。

そして毎回毎回翌日の吐き気止めを飲み忘れて夕方に気持ち悪くなるのに、しっかりご飯を食べられる私最強!と奮い立たせてる。

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