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控訴審裁判記録公開、子宮頸がんワクチンの記事をめぐる裁判で

科学的な言論を守るための団体「守れる命を守る会」のウェブサイトに、子宮頸がんワクチンを接種したマウスの脳に異常が起きた、と発表した元大学教授から起こされている名誉毀損裁判控訴審の裁判記録が「守れる命を守る会」のウェブサイトに公開されました。わたしの主張書面だけでなく、元教授の反論書面も掲載されています。ぜひクリックして読んでみてください。

原審では、裁判官の理解を十分に得ることができず、マウス1匹でも起きているから(データ等の)捏造にはあたらない、また取材が不十分なので、「捏造」の記述は名誉棄損に当たるとの判決が下されました。

しかし、控訴審では、(実験を行ったA氏ではなく)元教授の行為を「捏造」と書くには相当の理由があったこと、また取材は十分に行っており、当時、元教授(元副学長、元医学部長)へのさらなる取材は不可能で、不可能と判断する理由が十分にあったことについて、経過を陳述しています。

陳述書は公開されていませんが、ポイントはこちらの書面にまとめてあります。また、京都大学特別教授の本庶佑先生にいただいた意見書も公開されていませんが、準備書面①で引用・解説されており、ポイントをこちらの記事にもまとめていますのでぜひご覧ください。

控訴の経緯についてはこちらをご覧ください。

なお、控訴審は1回で結審し、判決は以下の日時・法廷で言い渡される予定です。

2019年10月30日 13時15分 511号法廷

科学的に間違っていることをはっきり指摘し、科学的に正しいことをはっきりと言える社会が実現するよう、これからも応援してください。

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控訴審裁判記録公開、子宮頸がんワクチンの記事をめぐる裁判で

村中璃子 Riko Muranaka

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村中璃子 Riko Muranaka

医師・ジャーナリスト/ 命にかかわるフェイクニュースに傷つかないために。

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