子宮頸がんワクチンの接種が止まってから今日で5年。「VERY」7月号掲載のインタビュー記事の最後を読んで欲しい。

今日で子宮頸がんワクチンの接種が止まってから丸5年。

私は2015年10月に「あの激しいけいれんは本当に子宮頸がんワクチンの副反応なのか」を発表して以来、この問題に関するたくさんの記事を書いてきました。

今日もこの記事がたくさん読まれていることに象徴されるとおり、私の筆の力はちっぽけで、状況はこの時から大きく変わっているとは言えません。

しかし、Facebookだけで約2万シェア!
この問題に関心を寄せる人の多さを改めて感じます。

そんな中、今年に入って、ファッションやライフスタイルを扱う女性誌がこの問題を取り上げ始めました。

最初は「ハーパーズバザー」2018年3月号の記事でした。

昨年末にジョン・マドックス賞を受賞した際、記者会見に来てくれた若い女性のライターさんが「女性誌の記者ももっと自分たちの健康や命にかかわる問題について勉強しなければならない」と言って書いてくれた記事です。

続いて、5月25日号の「クロワッサン」。
定期接種年齢(中1から高1)の子どもを持つ年代の女性が中心となる読者層の雑誌です。

そして今月は、人気ファッション雑誌の「VERY」が、密度の濃い私のインタビュー記事を掲載しています。

キラキラで分厚い「VERY」の最後の方に、ひっそりと隠れるように掲載されている記事ですが、掲載までには色んな人の努力がありました。

その甲斐あって、女性はもちろんのこと、メディア関係者にも男性医師にも好評です。

『10万個の子宮』の冒頭にもあるとおり、日本では薬害を裏付ける科学的証拠はないにも関わらず、子宮頸がんワクチンに対する国家賠償請求訴訟が起き、日本人女性の間から、失われる必要のない10万個の子宮が失われようとしています。

子宮頸がんワクチンは2013年4月以降今日でも、国の指定する定期接種のワクチンです。

203年6月には接種の通知を取りやめましたが、お知らせが来ないだけで、現在に至るまで、日本に暮らす中1から高1までの女子は全員無料でこのワクチンを接種する権利を持っています。

節目となる今日は、現在発売中の2018年7月号「VERY」の記事の最後をご紹介して、私からのメッセージとさせていただきたいと思います。

「6月14日で積極的接種勧奨が止まってから丸5年になります。つまり、失われなくていい未来の子宮は10万個どころか、もう5万個失われている。ワクチンを恨んで原告になった子を思っても、ワクチンを打たなかったために追わなくてもよかったリスクを負うことになった子たちを思っても胸が詰まります。でもひとりひとりが、新しい情報をもとに判断を見直す習慣をつければ、10万個を1つずつ減らすことができます」

(「VERY」2018年7月号「子宮頸がんワクチンをめぐるジレンマ」より)

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子宮頸がんワクチンの接種が止まってから今日で5年。「VERY」7月号掲載のインタビュー記事の最後を読んで欲しい。

村中璃子 Riko Muranaka

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