個人的読みたい哲学書ランキングベスト3
前に個人的読みたい文学ランキングという記事を書きました。まだ読んでいないという方はこちらから↓
今回の記事は哲学書です。哲学書というと少し堅いイメージがありますが、簡単に紹介できればと思います。それでは行きましょう!
第3位「自省録」
第3位はマルクス・アウレリウスの「自省録」。
マルクス・アウレリウスはローマ帝国皇帝の一人で、哲学者でもありました。そんな彼が日記のような感じで書いたのがこの自省録です。
日記のような感じなので、ほかの哲学書のように明確な論理展開があるわけではないそうです。ですが、私は彼が「ストア派」の哲学者だったことに注目しています。
ストア派についてWikipediaの説明を引用します。
ストア派は古代ギリシャで生まれた哲学の一派で、いかに困難を乗り越えるかということに主題を置いています。
第2位「真理のことば/感興のことば」
第2位はブッダの「真理のことば/感興のことば」。
ブッダというと仏教の開祖なので、これは哲学というより宗教なのでは?と思う方がいるかもしれません。
しかし、仏教のことを学べば学ぶほど、古代のインドで哲学として完成された思想であるということがわかっていきます。
仏教の教えの一つに、怒りを鎮めるというものがあります。怒りとは、自分が気に入らないものに対する抵抗として現れるのですが、仏教の教えを知ることで、怒りというものは必要ないということがわかるのです。
これは他の仏教の本で学んだことですが、もっと仏教の教えを学んでいきたいですね。
第1位「生の短さについて」
第1位はセネカの「生の短さについて」。
このセネカも、ローマ帝国に生きた哲学者で、ストア派です。なのでその教えは先述のマルクス・アウレリウスに通じるところがあると思います。
この本の説明を引用します。
この本には三編が収録されているようです。
私たちはどうしても時間が有限であるということを忘れがちです。だから簡単に浪費してしまいます。
でも、浪費する人生はセネカの言うように短いのです。その人生を有効に活用すれば十分に長いものだというのがセネカの教えです。
また、さっきのブッダの教えにも通じるところがありますが、心の平静というものは幸福のためには必ず必要なものだといえるでしょう。
怒りや憎しみに満ちた人生は、ドラマチックなようにも思えますが、決して安らかな人生ではないと思います。
そういった心の鍛え方を学べるのがこの本なのではないかと思います。
最後に
今回は個人的に読みたい哲学書をランキング形式で紹介しました。これらの本を読んで実践すれば、きっと晴れやかな人生が待っている事でしょう。
それでは今日はここまで。Ciao!
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